毎日欠かさずスキンケアをしているのに、なぜか目元だけ乾燥していませんか?目元が乾燥すると、小じわやくすみなどが発生して老け顔の原因となる恐れがあります。目の周りは乾燥しやすい構造なので、潤いを保つための対策が必要です。目元が乾燥する原因と、予防や解消方法をご紹介します。

なぜ目元は乾燥しやすい?

目元の皮膚はとても薄く、顔全体の皮膚の3分の1ほどの厚さしかありません。角質層が薄いために肌に蓄えられる水分量が少なく、負荷がかかりやすくなっています。また、目元は皮脂腺が少ないために皮脂があまり分泌されず、常に水分が蒸発しやすい状態といえます。このデリケートな構造ゆえに、目元は他の部位と比較して乾燥しやすいのです。

目元が乾燥する原因

洗顔による刺激

もともと刺激に弱い目元をゴシゴシこすると、角質は簡単にはがれ落ちてしまいます。ダメージを受けた角質層は本来のバリア機能を失って、水分を溜められない状態に。潤いをキープできず、いくら保湿をしても乾燥が続くようになります。

アイメイクによる負担

アイシャドウやアイラインなど、顔が華やかになる目周りはメイクに力を入れたい部分ですよね。しかし、刺激に敏感な目元はメイクの摩擦が負担になりやすく、スキンケアに十分注意しないと乾燥トラブルが発生する可能性があります。

眼精疲労

パソコンやスマートフォンなどの長時間使用は、眼精疲労を導きます。目の筋肉を酷使し続けると目元の血行が悪くなり、潤いを保つために必要な栄養や酸素が運ばれずに乾燥の原因となります。

目元の乾燥を予防・解消する方法

強くこすらずに優しく洗顔する

目の周辺の洗顔は、力を入れずに行いましょう。洗顔料はしっかりと泡立て、なでるようにして目元を洗います。アイメイクを落とす際は、専用リムーバーの使用がおすすめです。肌になじませるだけでメイクが落とせるものや、低刺激性のものを選ぶようにしましょう。

アイクリームで油分を補う

皮脂の少ない目元には、適度な油分を補うことも大切です。化粧水や乳液だけでは不十分な場合は、アイクリームを使ってみましょう。アイクリームには油分以外にも美容成分が含まれており、しっとりとした目元を保つ働きがあります。

目元の血行を促進させる

画面を見続けるなど目が疲れているときは、目元をしっかりと温めましょう。蒸しタオルやホットアイマスクを目の上に置くと、血行が良くなり乾燥の予防につながります。

目元乾燥

目元の乾燥は、普段の生活の積み重ねによって引き起こされます。他人から印象に残りやすい目元は、毎日意識してケアをすることが大切。若々しくハリのあるイメージを保つために、今すぐ乾燥対策を始めましょう!

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