妊活をしたいけれど、まず何から始めたらいいのか分からないという方も多いでしょう。
妊娠しやすい体を作るためには、適度な睡眠と運動、そして食生活の見直しが重要です。質の良い食事をとることで、妊娠の可能性が高まります。 そこで今回は、妊活中の食事のポイント3つについて解説していきます。

妊活中の食事は3食しっかり食べる

忙しくて時間がないときには食事を抜いたり、毎日決まった時間に食事をとれなかったりする場合もあるでしょう。欠食をすると1日に必要な栄養素が取れず、ホルモンバランスの乱れや自律神経の不調を引き起こす可能性があります。食事の時間が不規則な場合、食事の量が一定せず過食の原因になりがちです。
過食により肥満体質になると、肥満を原因とする排卵障害を起こすこともあります。食生活の乱れは、不妊の原因であると言われていますので、妊活を始めたら食事から見直すことが重要です。1日3回、決まった時間に食事をするように心がけましょう。

妊活中は食事のバランスが大切

疲れていたり忙しかったりして外食やファストフードが続くことがありませんか?そのような食事を続けていると、どんどんと栄養のバランスが崩れていきます。自炊をしている場合でも、好きな物ばかり食べて栄養の偏った食生活をするのはよくありません。好き嫌いせず、さまざまな食材を食事に取り入れて、十分に栄養を摂ることが重要です。毎食きちんと栄養をとることで、健康な体になり妊娠もしやすくなるでしょう。

妊活中に摂取したい栄養素

妊活中に積極的に取り入れたい栄養素についてまとめました。

葉酸

葉酸はビタミンの一種で、妊娠初期の胎児の細胞分裂には欠かせません。妊娠前から妊娠初期にかけて摂取することで、健康な胎児の成長を促します。食事からの摂取に加え、サプリメントなども活用しましょう。

亜鉛

亜鉛には、女性ホルモンの分泌を促す働きがあります。男性ホルモンを調整する働きもあるので、夫婦で積極的に摂取するとよいでしょう。

鉄分

女性は、毎月の月経が原因で鉄分不足になりがちです。また妊娠中は、血液中のヘモグロビンが胎児に大量の酸素を送ります。このとき、ヘモグロビンをつくる鉄分が不足するので貧血になりやすくなります。

ビタミンE

ビタミンEの特徴は、ホルモン環境を整えることです。定期的な排卵の促進や生理不順の改善、受精卵が着床しやすくするために子宮内膜を整える働きもあります。妊活中には、ぜひ食事に取り入れてみてください。

妊活食事

妊活は、栄養のバランスが取れた質の良い食事をすることが大切です。きちんとした食生活を心がけることは、健康維持だけではなく妊娠しやすい体を作るためにも非常に役立ちます。これから妊活をする方やすでにしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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