「妊娠中に食べ物の好みが変わった」という女性は少なくありません。 妊娠前に嫌いだったものが急に食べたくなったり、逆に好物が食べられなくなったりするケースは多いもの。また、特定の食品しか受け付けなくなったり、体に悪そうな油っぽいものや辛いものを食べたくなったりする人もいるようです。
妊娠中の食べ物の好みの変化はなぜ起こるのでしょうか? ここでは妊娠中のママに味覚変化が起きやすい理由について探っていきます。

妊娠中に食べ物の好みが変化することがある

妊娠中に食べ物の好みが変化する女性は意外にも多いもの。 「酸っぱいものが食べたくなった」「香辛料のたっぷり入ったものが好きになった」「好きだったものが食べられなくなった」といった変化のほか「白米が食べられなくなった」「ご飯の炊けるニオイが苦手になった」といった意見もあるようです。 味覚の変化は妊娠初期のみだったという人もいれば、出産直前まで続いたという人もいるので個人差は大きいのが特徴です。

妊娠中の食の変化は「つわり」と関係がある

妊娠中の食べ物の好みの変化は、妊娠によるホルモンバランスの変化によって起こると考えられています。とはいえ、妊娠中に味覚の変化が起きるはっきりとした理由は分かっていません。
妊娠中に、つわりの症状を経験する女性は多いもの。味覚の変化は、つわりと同時期に起きやすいといわれています。つわりは、妊娠5週目くらいから妊娠15週頃に起きやすい症状ですが、中には妊娠中ずっとつわりに悩まされる人もいます。
嘔吐感や食欲不振の症状ととともに、味覚の変化に悩まされるケースは多いものです。また、特定のものを食べていないと胃がムカムカする「食べづわり」が起きることもあります。

妊娠変化

妊娠中にはさまざまな体の変化が起こるもの。特に、食事は毎日の生活に欠かせないため、急な食の変化に悩まされてストレスを感じてしまう人もいると思います。
妊娠中に食べ物の好みの変化が起きるのは仕方のないことなので、あまり気に病まないことが大切です。食べられるものを適度に食べながら、つらい時期を上手に乗り切りたいですね。

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