季節の変わり目は肌トラブルが起きやすいため、普段よりも念入りにケアをしておくことが大切です。特に、暑い夏が終わり秋にさしかかる時期には、目元にちりめんジワができやすくなるので気をつけたいですね。
ちりめんジワというのはどういったシワのことで、なぜ秋口にできやすくなるのでしょうか? ここでは秋の肌トラブルの原因と、ちりめんジワを改善するためのポイントについて解説いたします。

ちりめんジワってどういったシワのこと?

目尻や目の下などに、細かいシワができてしまうことはありませんか?
目の周囲というのは他のパーツに比べて皮膚が薄いため、ダメージが起きるとすぐにしわができてしまいます。
肌の一番外側は表皮と呼ばれ、その内側には真皮、皮下組織といった層があります。老化によって刻まれるような深いシワは、真皮や皮下組織にまで達しているものです。これに対し、ちりめんジワというのは肌の表面である表皮の部分にできているシワのことをいいます。

秋にちりめんジワができやすい理由とは

ちりめんジワができてしまう大きな原因は乾燥にあります。肌が乾燥すると角質に柔軟性がなくなり、表皮も萎縮しやすくなるため、シワができやすくなるのです。
これに加えて、紫外線ダメージもちりめんジワの原因になるので注意が必要です。強い紫外線を浴び続けると肌細胞にダメージが及びます。紫外線による日焼けは肌から水分を奪ってしまうため、紫外線を浴び続けると肌の乾燥が進行しやすくなるのです。
「秋になると肌トラブルに悩まされる」という方は少なくないと思います。これは暑い夏の時期に肌に蓄積されたダメージによるものです。夏から秋へと季節が変化する時期には、特に念入りに肌ケアをすることが大切といえます。

ちりめんジワを改善するためのケア方法

ちりめんジワを放置していると、次第にシワが深くなっていくので要注意。肌の真皮にまでシワが達してしまうと、普段のケアではなかなかシワが改善しなくなってしまいます。ちりめんジワができていると感じたら、念入りな保湿ケアを心がけましょう。
化粧水は保湿力の高いものを選び、2回に分けて重ねづけするのがおすすめです。化粧水で保湿したあとには乳液やクリームを使って肌にフタをしていきましょう。
デイリーケアに加えて、肌の保水力を高めるスペシャルケアをするのも効果的。蒸しタオルを目元に当てて乾燥肌を改善させたり、保湿スチーマーで肌に潤いを与えたりすれば、ちりめんジワが改善しやすくなりますよ。

ちりめんジワ

肌の表面にちりめんジワができる原因は、夏の乾燥や紫外線ダメージにあります。小さなちりめんジワは、念入りな保湿ケアを続ければ自然に消えていくものです。しかし、皮膚の奥まで達するような深いシワになると、保湿をしても消すことができなくなってしまいます。
今だけでなく未来の肌を若々しく保つために、ちりめんジワを防ぐ念入りな保湿ケアを欠かさないよう心がけたいですね。

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