「30歳を過ぎたから、そろそろ子供が欲しい」と考える方は多いもの。
では、30代前半で妊活をスタートする場合、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
30代前半から意識したい妊活ポイントを、年齢と妊娠の関係、注意点などとあわせてご紹介します。
30代前半と妊娠の関係性
近年では晩婚化が進み、出産平均年齢も上がってきていますよね。アラフォー世代の出産数も、年々増加傾向にあるといわれています。
とはいえ、一般的に35歳からは妊娠しにくくなるといわれています。
35歳を過ぎると子宮や卵巣の老化が進み、妊娠力が低下してしまうのです。
30代前半の妊娠力の衰えは、まだまだゆるやかです。赤ちゃんを授かるために、「いつかは」ではなく「今すぐ」の妊活に意識を向けたいですね。
30代前半に意識したい妊活ポイント
医療機関で診察を受ける
妊活を始める際は、まず医療機関で健康状態を検査しましょう。たとえば子宮筋腫や子宮内膜症などを患っていた場合は妊活前に治療が必要になりますから、早めの行動が大切です。
また、高血圧などの持病がある場合も診察を受け、かかりつけの医師と妊活について相談されることをおすすめします。
卵子の数をチェックする
卵子の数をチェックすることで、自分の妊娠力を知ることができます。 妊活に役立てるために、卵巣の中にどれくらい卵子が残っているかを調べるAMH（アンチミューラリアンホルモン）検査を受けておくといいでしょう。
最近では、自宅で検査できるキットも登場しています。忙しくて病院に行けない方は、利用してみてはいかがでしょうか。
パートナーと話し合う
妊活を始めるからには、パートナーとの相談も必要です。
どのような計画で出産・子育てをしていくのか、相違がないように話し合っておきましょう。
また、男性の健康状態や生活習慣も、妊娠に大きく関係しています。ストレス、喫煙、不規則な生活などは男女ともに不妊の原因になりますから、協力して改善していきたいですね。
体を冷やさない
体が冷えると妊娠力の低下が進んでしまいます。冷たい飲み物を避けて常温以上のドリンクを飲むようにする、薄着を控えて腹巻きなどを着用するなど、体を冷やさない習慣を身につけましょう。 適度な運動や、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる入浴もおすすめです。
睡眠の質を上げる
睡眠不足は卵子の質が低下する原因になります。夜ふかしは控えて、毎日しっかり睡眠をとりましょう。
スマホやパソコンなどから発せられるブルーライトは脳を覚醒させるため、就寝前に浴びるのは良くありません。就寝1～2時間前からは極力見ないことをおすすめします。
栄養もしっかり摂って30代前半の妊活をスムーズに
今回は、30代前半からの妊活ポイントをご紹介しました。
これらの他に、葉酸を積極的に摂るなど、栄養や食事バランスを考えることも大切です。
葉酸を手軽に補給できるサプリメントを併用しながら、妊活をスタートしてみてはいかがでしょうか。