昔より顔が大きくなった気がする……。体重は変わっていないのに、このような変化を感じる方は多いもの。実は、加齢で顔が大きくなるように見えるのは、脂肪が増えたことだけが原因ではありません。今回は、加齢とともに顔が大きくなる理由を、スッキリとした印象を目指すフェイスケア術とあわせてチェックしてみましょう。
加齢とともに顔が大きくなる理由とは?
むくみでフェイスラインがぼやける
年齢を重ねると筋肉量が減少し、血液やリンパ液を押し流す力が弱くなります。その結果、水分が顔にたまり、フェイスラインがぼやけて顔が大きく見えやすくなるのです。塩分の摂り過ぎや運動不足、睡眠不足なども、むくみを悪化させるため注意が必要です。
皮膚や脂肪が下垂する
加齢によってコラーゲンやエラスチンが減少すると、肌の弾力が低下します。また、頬を支える靱帯も緩みやすくなるため、脂肪が下へ移動し、フェイスラインが四角く見えたり、顔の下半分にボリュームが出たりします。これも、加齢とともに顔が大きく見える原因の一つです。
表情筋の衰え
表情筋は皮膚や脂肪を支える役割も担っています。しかし、加齢や無表情な時間が増えることで筋力が低下すると、頬や口元を十分に支えられなくなり、たるみが目立ちやすくなります。
顔の骨も少しずつ変化する
意外に思われるかもしれませんが、年齢を重ねると顔の骨も変化します。骨量が少しずつ減少すると頬骨やあごの骨が痩せ、皮膚や脂肪を支える土台が小さくなるのです。その結果、組織が下垂し、顔全体が大きく見えることがあります。
顔をスッキリ見せるフェイスケア術
頭皮をほぐして引き上げをサポート
顔と頭皮は一枚の皮膚でつながっています。頭皮が硬くなると額やフェイスラインにも影響を与えやすくなるため、指の腹で頭皮全体をゆっくり動かすようにほぐしましょう。シャンプー中や入浴後など、血行が良いタイミングにおこなうのがおすすめです。
表情筋をしっかり動かす
口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」と発音したり、口角を引き上げて笑顔を作ったりすると、普段使われにくい表情筋を動かせます。筋肉を適度に刺激することで、頬や口元を支える力の維持につながります。
むくみをためない生活を心がける
フェイスラインをすっきり見せるためには、むくみ対策も重要です。塩分を摂り過ぎないように意識し、水分は少しずつこまめに補給しましょう。また、ウォーキングなどの有酸素運動を習慣にすると血流が促され、余分な水分がたまりにくくなります。
紫外線対策と保湿を続ける
紫外線はコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、肌のハリ低下を招く原因になります。季節を問わず日焼け止めを使用し、たるみやシワを防ぎましょう。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を取り入れて、肌のバリア機能を保つことも大切です。
よく噛んで顔の筋肉を使う
やわらかい食品ばかりでは、咀嚼に使う筋肉を動かす機会が減ってしまいます。適度に噛み応えのある食品を取り入れ、一口30回程度を目安によく噛んで食べるようにしましょう。咀嚼筋を日常的に使うことは、口まわりの筋力維持にも役立ちます。

加齢で顔が大きくなる原因を知って毎日のケアを
加齢で顔が大きくなるように見える背景には、むくみやたるみ、表情筋の衰え、骨の変化など、さまざまな要因が関係しています。しかし、毎日の生活習慣やフェイスケアを見直せば、スッキリとした印象を目指すことも可能です。自分に合ったケアを続けて、若々しく引き締まったフェイスラインを手に入れたいですね。