食事の量は変わらないのに、最近太りやすくなった、あるいは体型が変わってきたと感じることはありませんか? 太る原因は食事や年齢のせいだけではなく、日頃の姿勢にあるかもしれません。動きやすく引き締まった体を手に入れるために、姿勢と体型の関係について探ってみましょう。

 

太るのは姿勢のせい? 体型と姿勢の関係とは

姿勢が崩れると基礎代謝が低下しやすい

基礎代謝とは、私たちがじっとしているときでも体温維持や呼吸などのために消費される「最低限必要なエネルギー」のこと。そして、この基礎代謝の多くを占めているのが筋肉の活動です。悪い姿勢のせいで本来使われるべき骨盤周りや背中の大きな筋肉が使われなくなると、何もしなくても消費されるはずのエネルギーが減少し、結果として太る原因になります。

内臓の位置が下がってポッコリお腹に

猫背などの悪い姿勢を続けていると、骨盤が歪んで内臓を支える筋力が低下していきます。この影響によって、内臓が本来あるべき位置よりも下へと押し下げられ、下腹がポッコリと出てしまう原因になるのです。ダイエットをしてもお腹だけがポッコリしている場合は、姿勢の崩れを疑ってみましょう。

血流の悪化がむくみや顔の肥大化を招く

背中が丸まり首が前に出るような姿勢は、首や肩の筋肉を緊張させて血管を圧迫します。その結果、血流やリンパの流れが滞ることで体内に老廃物が溜まりやすくなり、むくみを引き起こします。この慢性的なむくみが、顔の肥大化や脂肪の蓄積につながってしまうのです。

 

体型を崩しにくくする姿勢のポイント

耳・肩・大転子を一直線にする

立ったときは、耳の穴、肩の先端、そして太ももの横にある出っ張った骨(大転子)が、床に対して垂直に一直線に並ぶイメージを持ちましょう。この位置を意識するだけで、骨盤が正しい位置で安定し、全身の筋肉が均等に使われるようになります。

頭頂部が上から吊るされている意識を持つ

猫背を防ぐためには、頭のてっぺんが糸で上から吊るされているような感覚を持つと効果的です。自然と背筋が伸びて、首や肩への余計な負担が軽減されます。

下腹に軽い緊張感を持たせる

お腹の筋肉を意識することは、内臓を正しい位置にキープするために不可欠です。おへその下あたりに意識を向け、軽くお腹をへこませるように力を入れましょう。これにより天然のコルセットのような役割を果たし、腰痛の予防やポッコリお腹の解消に役立ちます。

骨盤を立てて坐骨で座る

座る姿勢も体型に大きな影響を与えます。椅子に座るときは奥まで深く腰掛け、左右のお尻の骨(坐骨)に均等に体重がかかるように座りましょう。骨盤が後ろに倒れるのを防ぐことで、座っている間も腹筋や背筋が自然と働き、太りにくく崩れにくい体型に導きます。

肩甲骨を寄せて少し下げる

デスクワークなどで前かがみになりがちな方は、左右の肩甲骨を背中の中心に寄せ、そのままストンと下に落としてみましょう。こうすることで胸が開いて姿勢が良くなり、呼吸が深くなります。体内に酸素が行き渡りやすくなるため、代謝アップにもつながります。

正しい姿勢で若々しく引き締まった体型へ

 

今回は、意外と見逃しがちな姿勢と体型の関係をご紹介しました。体型の変化や太る原因に気付いたときこそ、自分の体と向き合う絶好のチャンスです。日常の姿勢を見直し、若々しく引き締まった体を目指していきましょう。

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