年齢を重ねると「髪が扱いづらくなった」「ブローしてもまとまらない」「湿気がある日は広がる」など、髪に関する悩みが増えてきますよね。特に40代以降は髪質が変化しやすく、うねりやクセが強くなる傾向があります。ではなぜ、加齢とともに髪質が変わってしまうのでしょうか。考えられる原因を、うねりを防ぐヘアケア方法とあわせてご紹介します。

 

なぜ加齢とともに“髪のうねり”が悪化するの?

髪の内部構造が変化する

髪の毛は「コルテックス」と呼ばれる繊維が集まってできています。この繊維の水分バランスが加齢によって乱れると髪が不均一に膨らみ、うねりやすくなります。また、髪内部の空洞化が進むと、湿気を吸いやすくなります。その結果、クセや広がりが一層目立つようになるのです。

ホルモンバランスの変化

女性ホルモンの1種であるエストロゲンには、髪の主成分であるケラチンというタンパク質の生成を促す作用があります。しかし、40代以降はエストロゲンが減少する影響でケラチンの生成が停滞し、髪の弾力やツヤが失われがちになります。ハリが低下した髪はまっすぐ伸びず、うねりが出やすくなるのです。

頭皮環境の乱れ・たるみ

頭皮は、髪の土台ともいえる存在です。加齢によって頭皮が乾燥したり硬くなったりすると、髪がまっすぐ生えにくくなり、根元からうねりが発生します。また、頭皮がたるむことで毛穴が楕円形になるため、そこから生える髪も変形しやすくなるといわれています。

 

今日から始めよう! うねり対策ヘアケア術

まずは「頭皮ケア」で土台づくりを

髪のうねりを改善するためには、まず以下のようなケアで頭皮を整えることが重要です。
・ドライヤー後、頭皮用ローションで保湿をする
・シャンプー中や保湿時に指の腹でゆっくりマッサージをする
・シャワーの温度を38℃程度にして乾燥を防ぐ
硬くなった頭皮をほぐすと血流が改善し、髪の根元からまっすぐ伸びやすくなります。また、頭皮の乾燥を防ぐと皮脂バランスが整い、かゆみやフケの予防につながります。

保湿効果の高いヘアケアアイテムを選ぶ

うねりやパサつきが気になる場合は、保湿力の高い成分を含んだヘアケアアイテムがおすすめです。
・ケラチン(髪の主成分)
・アミノ酸(髪の補修)
・ヒアルロン酸(水分維持)
・ホホバオイルなど植物オイル(保湿)
これらが配合されているシャンプーなら、髪の内部にしっかり水分を与え、うねりの原因となる乾燥を防いでくれます。

さらにトリートメントを使う場合は、毛先中心にたっぷりと。蒸しタオルで髪を包むと、浸透力がアップしてツヤの維持につながりますよ。

インナーケアで髪の栄養を補う

髪の材料となるタンパク質が不足していると、髪が細く弱ってうねりやすくなります。また、代謝を助けるビタミンB群と亜鉛の補給も欠かせません。以下のような食材をこまめに取り入れましょう。
・タンパク質…卵、鶏むね肉、大豆製品など
・ビタミンB群…豚肉、カツオ、バナナなど
・亜鉛…赤身肉、イワシ、カシューナッツなど

湿気対策でうねりを防ぐ

内部が空洞化した髪は湿気を吸いやすいため、お手入れ後や外出前のひと工夫が必要です。以下のようなケアを取り入れると、広がりを抑えやすくなります。
・ヘアオイルやバームで髪の表面をコーティングする
・ドライ後やアイロン後は冷風でキューティクルを閉じる
・湿気対策効果のあるスタイリング剤を使用する

丁寧なヘアケアで加齢・うねりに負けない髪に

 

髪のうねりは、年齢による変化が大きく関係しています。大切なのは、「今の自分の髪に合うケア」を選ぶこと。完璧でなくても、できる範囲で続けていけば、髪は少しずつ応えてくれます。加齢による変化と上手に付き合いながら、しなやかでまとまりやすい髪に育てていきましょう。

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