首の肌は意外と乾燥しやすく、年齢が出やすいパーツだといわれています。 顔と違って日常的にメイクをするわけでないため、乾燥によるシワやたるみ、くすみなどがそのまま人目についてしまうのです。 年齢を感じさせない美しい首に整えるために、乾燥を防ぐ対策方法を知っておきましょう。
今日から始めたい! 首の乾燥対策テクニック
首までしっかりスキンケア
顔と首はつながっているため、同じスキンケアをおこなうと理想的です。顔のスキンケア後、手に残った化粧品で構いませんから、首まで伸ばすようにしましょう。 上から下へ、鎖骨に向かってマッサージすると、血流が良くなって肌に栄養が行き届きやすくなります。同時にリンパの流れが促されるため、顔のむくみ解消にも効果的です。
紫外線対策を忘れない
紫外線は、肌の表面と内部の両方にダメージを与え、乾燥やシワ、たるみなどを引き起こします。首にも顔と同じように日焼け止めを塗ってダメージを防ぎましょう。 日焼け止めは十分に塗らないと効果が薄れるため、スキンケアのように手に残ったものを伸ばすだけでは不十分です。顔に塗り終えたら日焼け止めを再度手に取り、首にも2度塗りしましょう。
冬は衣類やマフラーなどでカバー
紫外線は年中降り注いでいるため、冬でも首のUVケアが必要です。
しかし、冬まで日焼け止めを塗るのは面倒ですよね。 その場合は、タートルネックのトップスや、マフラーなどで覆っておくと安心です。空気にさらさないことで、乾燥対策にもつながります。
ただし、肌触りの悪い生地のものでは、かえって肌を傷つけてしまいます。チクチクしない、なめらかな生地のものを選んでくださいね。
首周りの血行を促す
筋肉量が減少すると冷えを感じやすくなりますから、筋肉量を増やす運動を取り入れてみましょう。 おすすめの運動法は、スクワットなどの筋トレ、ウォーキングです。下半身に負荷がかかる運動をすることで大きな筋肉が鍛えられ、筋肉量を効率よく増やすことができます。
枕の高さやシーツの質を見直す
美しい首を保つためには、普段使っている寝具まで見直したいもの。枕の場合、高さがありすぎる枕だと頭が上がって首が折れ曲がり、血行不良やシワを招くことがあります。 立っているときと同じように、頭と首がまっすぐになる高さの枕を選びましょう。 枕カバーやシーツは首に触れることが多いため、綿や絹など、できるだけ肌触りの良い生地のものを選ぶことがポイントです。
首も理想的な“うるつや肌“を目指そう
うるおった乾燥知らずの首は、ハリがあり若々しい印象に見えるもの。 マスクで顔を隠すことの多い昨今ですから、首には意外と多くの視線が集まります。
乾燥が厳しいシーズンは顔だけでなく、首のスキンケア方法も見直してみてはいかがでしょうか。