「妊活を始めたら、なんだか体がむくみやすくなった……」と感じていませんか? 実は妊活中はむくみを招く原因が重なりやすく、「以前よりむくみがつらい」と悩む人も多いといわれています。どのような原因が関係しているのか、妊娠に影響はないのか、対策方法と一緒に探ってみましょう。

 

妊活中のむくみの原因とは

ホルモンバランスの変化

排卵前後や高温期などは、ホルモンバランスの影響で体に水分をためこむ傾向があります。特に不妊治療でホルモン剤を使っている方は、影響が強く出てむくみやすいでしょう。

自律神経の乱れやストレス

妊活中の緊張やプレッシャーが自律神経を乱し、水分代謝を悪くさせることがあります。睡眠不足やストレス過多でも自律神経が乱れるため、睡眠時間やメンタルケアの見直しも重要です。

 

妊活中のむくみと妊娠との関係性

むくみは冷えや血行不良の現れ

むくみが直接妊娠に影響を与えることはありません。しかし、むくみが頻繁に起きる場合、冷えや血行不良が隠れている可能性があります。冷えが慢性化するとホルモンバランスの乱れを招くことも。
また、血流が悪いと子宮や卵巣への栄養供給が滞り、妊娠しにくさにつながる恐れもあります。むくみやすいと感じているなら、積極的な温活や血行不良対策を意識したほうがいいでしょう。

 

妊活中に起きるむくみの対策方法

鉄分やタンパク質をしっかり摂る

鉄分やタンパク質は、血液やホルモンの材料となる栄養素です。不足すると血行不良やホルモンバランスの乱れにより、むくみやすくなります。以下のような食べ物を積極的に取り入れたり、鉄分配合のサプリメントを活用したりするといいでしょう。

 

【鉄分が多く含まれる食べ物】
赤身肉、レバー、卵、大豆製品、小松菜、しらす、あさり など

骨盤まわりの血流を改善する

骨盤内の血流が滞ると、下半身がむくみやすくなります。子宮や卵巣の働きが低下する恐れもありますから、以下のようなストレッチや習慣で血流を促しましょう。

【骨盤ねじりストレッチのやり方】
① 床かヨガマットの上に仰向けで寝て膝を立てる
② 両膝を揃えたままゆっくり右側に倒す
※倒すときは息を吐きながら、倒した側の腰やお尻周りが気持ちよく伸びるのを感じましょう。
骨盤をねじることがポイント。膝の間にクッションやタオルを軽く挟んでもOKです。
③ 膝を倒した状態で5秒キープ
④ ゆっくり元に戻す
⑤ 反対側も同様に倒す
⑥ 左右10回ずつ、無理なくゆっくりおこなう

【骨盤温活のやり方】
・カイロを腰の真ん中あたりの仙骨部分(背骨の下のほう)に貼る
※低温やけどに注意。就寝中は外しましょう。

排卵や高温期に合わせたケア

妊活中は、ホルモンの変動に合わせたケアが効果的です。排卵後(高温期)にむくみが出やすい人は体を温めるとともに、塩分控えめな食事を心がけましょう。月経期は体の水分や血液が急激に失われるので、水分とミネラルをしっかり補給することが大切です。

ストレス対策も忘れずに

ストレスとホルモンバランスは密接に関係しています。むくみやすくなるだけでなく排卵に影響が出る恐れもあるので、ストレス対策を意識しましょう。深呼吸や瞑想を取り入れる、良質な睡眠をとる、パートナーと会話や共有の時間を持つなどの方法がおすすめです。

妊活中のむくみは体からの大事なサイン

 

今回は、妊活中のむくみの原因や対策方法をご紹介しました。妊活中は心身ともにデリケートな時期です。むくみも体からの大事なサインとして向き合い、適切な対処やケアをおこないましょう。

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