妊活中だと「行為後は、どのように過ごせば妊娠しやすいのだろう?」と考えることも多いですよね。妊娠率を上げたくて、さまざまな情報を集めている方も多いでしょう。そこで今回は、妊活中における行為後の過ごし方を、注意点とあわせてご紹介します。

 

妊活中の行為後の過ごし方は?

安静に過ごすことが大切

巷では、行為後に「腰を上げておくと良い」「足を上げて寝ると妊娠しやすい」などの話が飛び交っています。しかし、これらの話に医学的根拠はありません。むしろ、無理な体勢をとるとかえって体に負担をかけ、血行不良や睡眠不足を招いてしまう恐れも。不確かな情報に踊らされず、いつも通りの体勢で安静に過ごしましょう。

 

妊活中にNGな過ごし方は?

ストレスを受ける

妊活中は行為後に関わらず、心身にかかる負担は避けたいもの。中でもストレスは、自律神経を乱れさせて血行不良を招くため、ホルモンバランスにも悪影響を及ぼします。できるだけストレスになる事柄から離れ、リラックスした状態を保てるようにしましょう。ストレスを受けてしまったら、好きな運動や趣味などで気分転換することをおすすめします。

喫煙

喫煙は、卵子や精子の質を低下させるため、妊娠しにくくなる原因になります。もともと喫煙の習慣があった方も、妊活を始めたらパートナーとともに禁煙しましょう。

体を冷やす

体が冷えると子宮内膜が十分に厚くならず、妊娠率が下がる恐れがあります。卵巣機能の低下を招くこともあるので、普段から体を冷やさない工夫を取り入れましょう。夏場でもエアコンで冷えないように、上着やひざ掛け、腹巻きなどを常備すると安心です。

睡眠不足

睡眠不足はホルモンバランスの乱れを招く原因になります。男性も睡眠不足が続くと精子の質が低下する恐れがあるので、パートナーとともに睡眠時間を見直しましょう。

過度のダイエットや暴飲暴食

痩せすぎや肥満は、妊娠率に悪影響を及ぼすことがあります。過度のダイエットや暴飲暴食は控え、バランスの良い食事を規則正しくとりましょう。葉酸など、妊活中に積極的に摂りたい栄養素はサプリメントを活用すると効果的です。

 

妊活中の行為後はリラックスが大切

 

今回は、妊活中に気になる、行為後の過ごし方についてお伝えしました。行為後は、「こうしなきゃいけない」と考えず、リラックスして過ごすことが大切です。心身に負担をかける行為は避けながら、いつも通り健やかな気持ちで過ごしてくださいね。

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