妊活中の女性が悩むトラブルの1つに、生理痛が挙げられます。「最近、痛みを感じやすくなった」「急に生理痛が重くなった」などの変化があると、妊活に悪影響を及ぼさないか不安になってしまいますよね。生理痛が重くなったときに考えられる原因を、適切な対処法と一緒に見ていきましょう。

 

妊活中に生理痛が重くなった? 考えられる原因とは

子宮内膜症などの病気

生理痛は「月経困難症」の症状の1つで、病気が原因の場合は「器質性月経困難症」と呼ばれます。原因になる可能性がある病気は子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症です。これらの病気を患っている場合、不妊や早産の原因になる恐れもあるので治療が必要になります。

ストレスや冷えなどの影響

病気が原因である「器質性月経困難症」に対して、原因疾患がない場合は「機能性月経困難症」と呼ばれます。ストレスや冷え、過度のダイエットなどで自律神経やホルモンバランスが乱れたりすると、生理痛が重くなる恐れがあります。

 

妊活中の生理痛に困ったときの対処法

 

まずは婦人科で相談を

生理痛は、自分で原因を突き止めるのは難しく「器質性月経困難症」か「機能性月経困難症」かは自己判断できません。生理痛が重い、急に重くなったなど、痛みや変化を感じたら、ますは婦人科で相談しましょう。妊活をスムーズに進めるためにも、必ず検査することが大切です。

体を冷やさない

冷えは血行不良や自律神経の乱れを招くため、生理痛を悪化させる恐れがあります。日頃から服装や食事などを工夫して、体を冷やさないようにしましょう。たとえば腰やお腹にカイロを貼る、腹巻きを着用する、冷たい食べ物や飲み物は避けるといった方法が有効です。

カウンセリングなどでストレスを緩和する

ストレスが原因と考えられる場合は、カウンセリングを利用するのも一つの方法です。妊活で悩みを抱えている場合は、妊活専門のカウンセラーを頼るのもいいでしょう。他にも、パートナーと話し合う、好きな運動や趣味を楽しむなど、気持ちが軽くなるケアを取り入れてみてくださいね。

アセトアミノフェンを成分とする鎮痛剤を使う

生理痛を抑えるために市販薬を服用する場合は、アセトアミノフェンを成分とする鎮痛剤を選びましょう。妊娠中でも比較的安全とされているため、妊活中にも適しています。なお、市販薬は定められた用法・用量を守って服用し、それでも痛みが続く場合は早急に婦人科を受診しましょう。

 

妊活中の生理痛で悩んだらすぐに受診を

 

今回は、産後にお腹がたるむ原因や改善方法をお伝えしました。産後は腰痛なども起きやすいため、無理は禁物です。まずは体に負担の少ないセルフケアから取り入れて、ゆっくりかつ確実にお腹を引き締めていきましょう。

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