「最近、目が小さくなった気がする……」と悩んでいるなら、疲れ目ケアも取り入れてみませんか? 目を酷使すると目元の血行が悪くなり、まぶたの筋肉や周りの皮膚に悪影響を及ぼすともいわれています。眼精疲労と目元の見た目にはどのような関係性があるのか、ぱっちりと若々しい目元を保つセルフケア方法と一緒に探ってみましょう。
目が小さくなったのはなぜ? 目の疲れとの関係性
目を酷使するとまぶたが下がりやすくなる
目を酷使すると目周りの筋肉が凝り固まり、まぶたが下がる原因になります。また、PCやスマホなどを集中して見ると、まばたきが減ってドライアイになり、目を開けにくくなることも。結果的に目がぱっちりと開かなくなりますから、小さくなったように感じてしまうのです。
血行不良が目元のたるみやシワを招くことも
目周りの筋肉が凝り固まると血行が悪くなる影響で皮膚の新陳代謝が衰え、たるみやシワも生じやすくなります。その影響で見た目年齢が上がり、老けた印象を与える恐れも。目が疲れるほど目が小さく見えたり、老けて見えたりするのは、目周りの筋肉や皮膚に悪影響を及ぼすためなのです。
「目が小さくなった」を防ぐセルフケア方法
目元を温める
目元を温めると血行が促され、筋肉の凝りを改善しやすくなります。また、血流が良くなると皮膚の健康に欠かせない栄養も届きやすくなるため、たるみやシワの予防にもつながります。蒸しタオルやアイマスクなどを乗せて、じんわり温めましょう。
目をこまめに休ませる
若々しい目元を保つためには、目をこまめに休ませることも重要です。デスクワークに就いている場合、30分~1時間に1回は休憩を取り、目を閉じて何も見ない時間を作りましょう。筋肉の緊張をほぐすために遠くを見る、目にうるおいを保つために日頃からまばたきを増やす、ドライアイ対策用の目薬をさすなどの行為も効果的です。
血行を促すツボを押す
目の周りにあるツボを刺激すると、血流の促進につながります。休憩時には手を清潔にして、やさしく刺激することをおすすめします。なお、目元の皮膚はとても薄くデリケートなので、摩擦につながるマッサージは控えましょう。
【目元の血流を促すツボ】
- 晴明(せいめい):目頭より少し内側のくぼみ
- 魚腰(ぎょよう):眉毛の真ん中、黒目の真上
- 攅竹(さんちく):眉頭のすぐ下のくぼみ
- 太陽(たいよう):こめかみのすぐ下のくぼみ

若々しい目元を保つために疲れ目対策も始めよう
今回は、目の疲れと目元の見た目の関係性についてご紹介しました。目が小さくなったと感じるなら、目元のスキンケアだけでなく疲れ目ケアも取り入れることが重要です。できるだけ疲れを感じる前のケアを心がけて、ハリのある若々しい目元を保っていきたいですね。