「妊活中だから積極的に体を温めたいのに、冬はどうしても冷えてしまう……」と悩んでいませんか? それなら、美味しく食べるだけで体が温まる鍋を活用するのがおすすめです。鍋が妊活に与える嬉しい影響を、栄養たっぷりな鍋の種類とあわせて見ていきましょう。
妊活中における鍋のメリットとは?
体が温まる
鍋は具材をグツグツと煮込んで、温かいまま食べるもの。胃腸が温まるため、体の内側から冷えを防ぎ、血流を促すことができます。
さまざまな栄養が摂れる
鍋には肉、魚、野菜などの具材を入れるため、栄養価も高くなります。積極的に摂りたいタンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく補えますよ。
調理が楽なので忙しい時にも◎
鍋は、調理が楽なこともメリットです。具材を切って煮込むだけなので、忙しい方、料理が苦手な方も続けやすいでしょう。
妊活中に食べたい鍋の種類&おすすめの食べ方
豆乳鍋
豆乳鍋には、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンが豊富に含まれています。ビタミンEや鉄分も含まれるため、体調を整えるだけでなく美肌効果も期待できますよ。
豆乳は沸騰させると分離する恐れがあるので、先に具材を出汁で煮込んでから、最後に豆乳を加えて弱火で煮るといいでしょう。豆乳の匂いが苦手な場合は、すりごまや味噌、しょうがなどを入れると食べやすくなります。
牡蠣の土手鍋
牡蠣の土手鍋とは、鍋のふちに塗りつけた味噌を溶かしながら牡蠣などの具材を煮る鍋料理のこと。牡蠣には生殖機能の改善に役立つ亜鉛が豊富に含まれていますから、夫婦一緒に食べると効果的です。
牡蠣は水から茹でると臭みが出やすいので、先に具材を中火にかけ、煮立ってから入れましょう。焼き豆腐、ねぎ、しいたけ、春菊などを入れると栄養のバランスもよくなります。
キムチ鍋
キムチ鍋には、唐辛子、しょうが、にんにくが入っているため、体を芯から温められます。豚肉や豆腐などと相性がいいので、良質なタンパク質もしっかり補えますよ。
発酵熟成されたキムチを使えば、キムチ由来の乳酸菌、ビタミンB群、ビタミンCなども補給できます。ただし、煮込みすぎると栄養素が失われやすいので、具材を出汁で煮込んでから最後にキムチを加えましょう。

妊活中は鍋で体も夫婦仲も温めよう
今回は、鍋が妊活に与えるメリットと、おすすめの鍋料理をご紹介しました。鍋を夫婦一緒に作ったり食べたりすれば、会話が増えてコミュニケーションも取りやすくなります。美味しいうえにさまざまなメリットのある鍋を、冬の妊活にぜひ活かしてみてくださいね。