コンビニやスーパーなどでも、よく目にするようになったプロテインドリンク。そもそもプロテインとは何なのか、知らない点も意外と多いですよね。そこで今回は、プロテインの意味や種類、効果的な摂取方法などを探ってみましょう。
今さら聞けない「プロテイン」とは?
プロテインは、日本語でタンパク質のこと。一般的には、タンパク質を豊富に含んだドリンクやサプリメントなどの栄養補助食品をプロテインと呼ぶ傾向がありますが、本来はタンパク質そのものなのです。
プロテイン(タンパク質)の重要性
私たちの体の筋肉、臓器、皮膚、爪、骨、髪の毛などのほとんどはタンパク質でできています。タンパク質が不足すると筋肉量が減ったり、肌や爪の美しさが維持できなくなったりと、健康と美容の両方が損なわれる原因になってしまいます。
プロテインの主な種類
プロテインにはいくつかの種類があり、特徴がそれぞれ異なります。タンパク質が主原料の栄養補助食品を購入する際は、目的や体質に合ったプロテインを選ぶと効果的です。
ホエイプロテイン
牛乳に含まれるタンパク質は、ホエイとカゼインに分けられます。その1つであるホエイプロテインは、消化吸収が早いことが特徴です。スポーツ選手や運動を習慣にしている方など、タンパク質を素早く補いたい方に適しています。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインは、ホエイプロテインに比べて消化吸収が緩やかなのが特徴です。ゆっくりと体に吸収されるため腹持ちがよく、就寝前のタンパク質補給などにも適しています。
ソイプロテイン
大豆を原料とするプロテインで、こちらも消化吸収がゆっくりで腹持ちがいいのが特徴です。また、乳成分のアレルギーがある方でも摂取できます。
ピープロテイン(えんどう豆プロテイン)
えんどう豆を原料とするプロテインで、大豆アレルギーの方でも摂取できると欧米で近年注目されています。消化吸収が緩やかで腹持ちがよく、食物繊維が豊富なためダイエットにも適しています。
プロテインの効果的な摂取方法
栄養補助食品で不足分を補う
18歳以上の男性の場合、1日に必要なタンパク質の摂取量は65gとされています。タンパク質は肉、魚、大豆製品、乳製品、卵などに含まれていますが、食事でしっかり摂れていないと感じるときはプロテインドリンクなどの栄養補助食品で補うといいでしょう。
参考:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
運動後に摂取する
運動後は筋肉の回復がおこなわれるため、プロテインを積極的に補給すると効果的です。食事で補うのが難しい場合は、プロテインドリンクなどの栄養補助食品を使いましょう。吸収の早いホエイプロテインがおすすめですが、乳成分のアレルギーがある場合はソイプロテインやピープロテインが適しています。
プロテインは私たちの健康や美容に欠かせない栄養素
今回は、白目が濁る原因や対策方法をご紹介しました。なお、白目の充血や濁りが何日も続く場合は、目の病気が隠れている恐れがあります。できるだけ早急に眼科で相談し、適切な治療を受けましょう。