妊活中に体調が変化すると、「もしかしたら妊娠したかも?」と思いますよね。その変化は妊娠超初期症状の可能性もあるため、敏感に察知することはとても大切です。妊娠超初期にはどのような症状が起きやすいのか、実際に起きたときの対処法とあわせて見ていきましょう。
妊活中に知っておきたい「妊娠超初期」とは?
妊娠超初期とは、一般的に妊娠0週~妊娠3週のこと。医学用語ではないのですが、この期間に起きる症状を妊娠超初期症状と呼び、妊娠にともなう体の変化を表す際に使われます。
妊娠0週0日目は生理開始日なので、この時点では妊娠は成立していません。妊娠2週目ごろに受精卵が着床すると、妊娠3週目ごろから妊娠超初期症状が現れます。
妊娠超初期症状の一例
妊娠超初期症状には、以下のようなものが挙げられます。あくまでも一例で、必ずしも起こるというわけではありません。変化をほとんど感じない人もいるなど、症状の現れ方には個人差があるのが特徴です。
- 体温が高い(高温期が続く)
- 少量の出血がある
- おりものの色や臭いが変化した
- 強い眠気がある
- 食欲旺盛もしくは食欲不振
- 吐き気がある
- 腹部に張りがある
- 腰痛が生じる
- 胸の張りがある
- 体がだるい・重い
- 肌トラブルが起きる
- 便秘になる
- イライラする
- 嗅覚が敏感になる
- 頭痛がする
- むくみが生じる
- 生理が来ない
妊活中に妊娠超初期症状が現れたらどうする?
飲酒・喫煙・カフェインの摂取などを控える
妊娠の可能性が考えられるなら、胎児の成長に影響を与えないために飲酒や喫煙は控えましょう。カフェインの摂取や激しい運動も控えたほうが安心です。
市販薬を安易に飲まない
妊娠中は薬の服用にも注意が必要です。市販薬の中には妊娠中に飲んではいけない種類もあるので安易に飲まず、医師や薬剤師に相談しましょう。もし持病があって薬を服用している場合は、かかりつけの病院を受診してください。
高温期が14日目以降も続くなら妊娠検査薬でチェックを
高温期が14日目を過ぎても続く場合は、市販の妊娠検査薬でのチェックをおすすめします。ただし、検査のタイミングが早すぎると正しい検査結果が出ない場合も。妊娠検査薬の説明書をよく読み、適切なタイミングで検査しましょう。

妊活中に妊娠超初期症状が現れたときこそ冷静に対処を
今回は、妊娠超初期の時期や症状などをご紹介しました。妊活中の体の変化は、やはりドキッとするものです。しかし、考えすぎてストレスになると心身の両方に負担をかけてしまいます。あまり慌てたり期待しすぎたりせず、冷静な判断と適切な対処を心がけてくださいね。