皆さんは目が疲れたとき、どのようなケアを取り入れますか? ツボ押しや蒸しタオルを当てるなど、さまざまな方法がありますが、中でもおすすめなのはまぶたや眼球を動かすストレッチです。どのような効果が期待できるのか、今すぐできる目のストレッチ方法とあわせて見ていきましょう。
疲れ目対策に目のストレッチが効果的な理由とは?
スマホやPCなどを集中して見ていると、まばたきの回数が減るうえに目周りの筋肉が凝り固まってしまいます。そこで取り入れたいのが、まぶたや眼球を動かすストレッチです。目元だけでなく、そこからつながっている首の筋肉もほぐれるため、目と同時に首や肩の凝りを和らげることができます。
また、血行が促されて疲労物質などの老廃物が排出されやすくなりますから、疲労感の緩和につながります。デスクワークや細かい作業をしている方は1時間に1回は休憩をとり、以下のようなストレッチを取り入れてみましょう。
今すぐできる目のストレッチ体操
STEP1.目をつぶったり開いたりする
目を閉じたり開いたりすると目元の筋肉がほぐれるうえに、まばたきがおこなわれてドライアイの予防になります。目が疲れたな、乾いたなと感じたらこまめにおこなってくださいね。
- 目をギュッと閉じる
- 目をパッと大きく開く
- ①と②を交互に5~10回くり返す
STEP2.眼球をぐるぐる回す
眼球をぐるぐると動かすと、目の奥にある外眼筋の凝りをほぐすことができます。眼球が動かしにくい場合は、目線の先に親指を置いてぐるぐると動かすと簡単ですよ。
- 顔を正面に向ける
- 目線を上、右、下、左の順に動かし、眼球をぐるぐると5回ほど回す
※顔は正面に向けたまま、目線だけを動かしましょう。
目の奥の筋肉を意識しながらゆっくり回すと効果的です。 - 逆方向にも同じようにぐるぐると5回ほど回す
STEP3.近くと遠くを交互に見る
近くと遠くを交互に見ると、ピントを調節する毛様体筋がほぐれやすくなります。景色などを見なくても自分の親指を見ながら簡単におこなえるので、休憩中などに実践してみましょう。
- 自分の親指を顔のすぐ前に立てる
- 親指を見つめてピントを合わせる
- 見つめたまま、腕を前にまっすぐゆっくりと伸ばして親指を遠ざける
- 親指を見つめたまま、再びゆっくりと親指を顔のすぐ前に戻す
- 親指を離す→近づけるを交互に5~10回くり返す
※頭は動かさず、指と目のピント機能だけを動かすことがポイントです。
集中しすぎてまばたきが減らないように気をつけましょう。
目のストレッチでクリアな視界を維持しよう
今回は、疲れ目の緩和に有効な目のストレッチ方法をご紹介しました。このようなストレッチに、ルテインやゼアキサンチンなどが配合された疲れ目対策サプリメントを併用するとさらに効果的です。いつまでもクリアな視界で過ごすために、ぜひ取り入れてみてくださいね。