腸活とは、腸内環境を整えるためにバランスのいい食事や適度な運動などを取り入れる活動のこと。実はこの腸活は、妊活にも良い影響を与えると考えられています。具体的にどのような効果が期待できるのか、妊活中も続けやすい腸活方法とあわせて見ていきましょう。
妊活中も腸活が大切! 期待できる効果は?
栄養の吸収が良くなる
腸内環境が良くなると腸の働きも活発になり、栄養の吸収効率がアップします。赤ちゃんを授かる際にはたくさんの栄養が必要ですから、早めに腸活をおこない、消化吸収力を高めておくことが大切です。
睡眠の質を高める
睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの合成には、腸内細菌が深く関係しています。腸内環境が良く、善玉菌が優位な状態であるほどメラトニンがつくられやすくなり、睡眠の質向上につながるのです。妊活には規則正しい生活が不可欠といわれていますから、毎日の睡眠のためにも積極的な腸活を心がけたいですね。
妊活中におすすめの腸活方法3選
食物繊維を摂る
食物繊維は水溶性と不溶性の2種類に分けられます。水溶性食物繊維は善玉菌のエサとなるため、腸内環境の改善に効果的です。
また、不溶性食物繊維も便のカサを増して排便を促してくれるので、便秘予防に欠かせません。それぞれ以下のような食べ物に含まれていますから、両方をバランスよく摂ることをおすすめします。
水溶性食物繊維が多く含まれる食べ物
昆布、わかめ、もずく、里いも、オクラ、大麦、オートミール、りんご、いちごなど
不溶性食物繊維が多く含まれる食べ物
おから、さつまいも、ごぼう、大豆、きのこ類など
発酵食品を食べる
発酵食品には整腸作用のある善玉菌が多く含まれています。善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維と一緒に摂るとより効果が高まるので、組み合わせて食べてみましょう。たとえば味噌汁に海藻類を入れる、ヨーグルトにりんごやいちごを加える方法などが効率的です。
代表的な発酵食品
ヨーグルト、味噌、納豆、漬物など
腸腰筋を鍛える
上半身と下半身をつなぐ腸腰筋を鍛えると腸の動きが助けられ、排便する力が高まります。腸腰筋のトレーニングにはウォーキングが効果的ですから、こまめに歩くことを心がけましょう。少し大股で歩くと、腸腰筋が効率よく使われますよ。もも上げ運動やジョギングなどもおすすめです。
妊活中は無理せず、続けられる腸活を取り入れよう
今回は、家の中で浴びる紫外線の怖さや対策方法についてご紹介しました。室内では直射日光を浴びたときのようなジリジリとした暑さがないため、紫外線に対する危機感が薄れがちです。しかし、油断しているとUVAによるダメージが蓄積してたるみやシワにつながってしまうので、できる限りの対策を心がけたいですね。