体の冷えを防いで体温を適正な温度まで高める「温活」は、免疫力アップやスムーズな妊活、肌荒れ対策などにつながります。 今回は、より効率よく体を温めるために、温活に役立つグッズや食べ物をチェックしてみましょう。
温活に役立つグッズ&食べ物とは?
腹巻き
胃や腸などが存在する腹部を腹巻きで温めると、血液も温まり、体全体の冷えを防ぐことができます。 ただし、お腹を締め付けるような腹巻きはかえって血行不良を招くためNGです。伸縮性があり、少しゆとりのあるのサイズを選びましょう。
ルームシューズ
足は心臓から1番離れているため、体の中でもっとも冷えやすいといわれています。そんな足元の冷え対策には、ルームシューズが効果的です。 足首まで温めてくれるブーツタイプなら、しっかり防寒できますよ。こちらも窮屈だと血行不良を招くため、やや余裕があるものがおすすめです。
電気ブランケット
最近は、在宅ワークのためパソコンの前に座りっぱなし……という方も多いですよね。 そんなときの冷え対策には、電源を入れるだけですぐに温まる電気ブランケットが便利です。ルームシューズとセットで使うと、より温まりますよ。 ただし、ずっと同じ体勢だと老廃物が溜まりやすくなるので、1時間に1回は立って軽いストレッチをおこなってくださいね。
重炭酸入浴剤
重炭酸を溶け込ませたお湯に浸かると、血液の巡りが良くなり、体温の上昇を促すことができます。 冷え性の改善にはもちろん、疲労回復効果も期待できますから、自宅で気軽に使える重炭酸入浴剤を使ってみてはいかがでしょうか。 理想的な入浴法は、40℃前後のお湯に溶かし入れ、15分以上ゆっくり浸かること。浸かりながら体や頭皮をマッサージすると、さらに温まりますよ。
お酒は控えめにする
疲れやストレス解消のためにお酒を飲む、という方も多いかもしれません。しかし、アルコールを体内で分解する際には多くのビタミンB1が消費されます。 また、肝臓に負担がかかり、エネルギー代謝が悪くなってしまうことも。 結果、かえって疲労感につながる可能性がありますから、疲れているときほどお酒は控えめにしましょう。
しょうが
しょうがを乾燥または加熱すると生じるショウガオールには、血流を促進して体をポカポカと温める作用があります。 紅茶などのホットドリンクにはもちろん、料理にも積極的に入れて温活につなげましょう。 すでに乾燥加工されているドライジンジャーやしょうがパウダーを用意しておくと、いつでもサッと使えて便利ですよ。
味噌汁
発酵食品である味噌には、代謝を高めて体を温める効果が期待できます。温かい汁物を飲むことも胃腸を温めますから、当然ながら温活に最適です。 とくに体温が低くなっている朝は、一杯の味噌汁で1日を気持ちよくスタートさせたいですね。忙しい方には、お湯をそそぐだけの即席味噌汁がおすすめです。

温活グッズ&食べ物でポカポカキープ!
温活グッズには、体の冷えを手軽に防いでくれるというメリットがあります。 平熱を上げるためには筋肉をつけることや規則正しい生活を送ることが大切ですが、ご紹介したようなグッズや食べ物も取り入れて、もっと楽しく&美味しく温活を続けていきましょう。