「引き締まった健康的な体型になりたい」「丸くなったお腹をスッキリへこませたい」そんな願いを叶えるためには、蓄積した体脂肪を減らす必要があります。具体的にどのような運動、食事、生活習慣などが体脂肪の減少につながるのか見ていきましょう。
体脂肪を減らすために効果的な方法は?
有酸素運動の前に筋トレをおこなう
体脂肪を燃焼する運動というと、ウォーキングなどの有酸素運動が有名ですよね。その有酸素運動の前に筋トレ(無酸素運動)をおこなうと成長ホルモンが分泌され、脂肪燃焼効率がアップするといわれています。
たとえばスクワットや腕立て伏せなどの筋トレを10分、ウォーキングなどの有酸素運動を20~30分おこなうメニューがおすすめです。慣れないうちは短い時間から始めて、徐々に時間を伸ばしてみてくださいね。
睡眠の質を高める
質の高い睡眠をとると代謝を促す成長ホルモンが分泌され、脂肪の分解が進みやすくなります。睡眠中に成長ホルモンをしっかり分泌させるためには、深く眠ることが重要です。
就寝3時間前には夕食を済ませ、1時間前には入浴を済ますと副交感神経が働き、リラックスして眠りやすくなるといわれています。また、起床後に朝日を浴びることも、体内時計を整えて睡眠の質の向上につながります。
糖質の摂取量を抑える
糖質の摂取量が多いとインスリンが過剰に分泌され、糖質が脂肪として蓄積されてしまいます。糖質は米、パン、麺類に多く含まれていますから、主食を減らしてタンパク質の多いおかず食べるなどの工夫をしましょう。また、おやつにスナック菓子やケーキなどを食べていたなら、糖質量の少ないナッツ類に置き換えると効果的です。
食物繊維を摂る
海藻類、きのこ、こんにゃくなどに多く含まれている食物繊維は糖質の吸収をおだやかにするため、インスリンの過剰分泌を抑えるのに役立ちます。食事の際は食物繊維が多いものから食べて、体脂肪の蓄積を防ぎましょう。
エラグ酸を摂取する
エラグ酸は抗酸化力を持つポリフェノールの1種で、肥満気味の方の体重、ウエスト周囲径、体脂肪、血中中性脂肪、内臓脂肪の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています。
エラグ酸はザクロやクランベリー、ナッツ類などに含まれていますが、これらを毎日続けて食べるのは難しいもの。たとえ食べられても、カロリーや糖質の摂りすぎになる恐れがあります。効率よく摂りたい方には、エラグ酸が配合されたサプリメントがおすすめです。

体脂肪を減らして理想的な体型を目指そう
今回は、体脂肪を減らす方法をいくつかピックアップしてご紹介しました。すべて実践できたら理想的ですが、一気に始めるのはなかなか大変ですよね。まずは一歩踏み出すことが大切ですから、「これなら続けられそう」と思った方法を1つからでも取り入れてみてはいかがでしょうか。