妊活中は、妊娠や赤ちゃんに悪影響を及ぼすものはできるだけ排除したいもの。中には「電化製品から発生する電磁波が気になる」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。そもそも電磁波は妊活や妊娠に影響するのか、電化製品との付き合い方とあわせて見ていきましょう。

 

妊活に電磁波は影響する?

日常生活レベルの電磁波なら気にする必要はない

電磁波は、スマホやパソコン、電子レンジなど、電気を使うものすべてにおいて発生します。頻繁に使うので心配になるかもしれませんが、電化製品から発生する電磁波が妊娠や赤ちゃんに影響を与えるという報告はありません。日常生活レベルの電磁波なら、妊活中も気にする必要はないでしょう。 そもそも現代人にとって、電化製品はなくてはならないものです。悩むほうがストレスになりますから、心配しすぎないようにしたいですね。

ただし一部の電化製品の使い方には注意を

電磁波に関してはそこまで気にする必要はありませんが、睡眠に悪影響を与える電化製品には注意したいもの。睡眠の質が低下すると、ホルモンバランスが崩れて不妊につながる恐れもあるためです。

 

妊活中に気をつけたい電化製品の種類と使い方

スマートフォン

スマホの画面から発せられるブルーライトには、脳を覚醒させる作用があります。眠る前に見ると睡眠が浅くなる恐れがありますから、就寝の1時間前からはできるだけ見ないほうがいいでしょう。ベッドに持ち込まない、どうしても見る必要があるときはブルーライトカットアプリを使用するなどの工夫が必要です。

ノートパソコン

パソコンの画面からもブルーライトが発生しているので、就寝前は見ないほうがいいでしょう。

さらに男性は、ノートパソコンの使い方に注意が必要です。ノートパソコンを膝の上に長時間置いたままにすると、睾丸が温まって精子の形成に悪影響を与える恐れがあります。パソコンはデスクに置き、体から離した状態で使いましょう。

電気毛布

布団を温めてくれる電気毛布は、寒い冬にとても役立つアイテムですよね。しかし、電源をつけたまま眠ると、睡眠中に下がるべき体温が上がったままになり、眠りが浅くなる恐れがあります。

また、男性が使用した場合、ノートパソコンと同じように睾丸が温まってしまいます。眠る直前にはスイッチを切り、影響を受けないようにしましょう。

就寝中に目が覚めてしまうくらい寒いときは、暖房で室温を20℃前後に温めることをおすすめします。喉や肌が乾燥しないように、加湿器を併用すると安心です。

 

妊活中でも電磁波を気にしすぎず、適切に電化製品を使おう

 

今回は、妊活中に気になりがちな電磁波の影響や、電化製品の使い方などをご紹介しました。現代社会では、電磁波も電化製品も避けては通れません。だからこそ、適切に付き合って健やかな妊活につなげたいですね。

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