「ダイエット中なのに、寝る前に小腹が空いてお菓子を食べてしまった」など、ちょっとした空腹のせいで摂取カロリーが増えた経験はありませんか? 罪悪感もあるし、ダイエットが失敗しそうで不安になってしまいますよね。そんな小腹の減りを抑えるにはどうしたら良いのか、実践しやすい対処法からチェックしてみましょう。
ダイエット中に小腹が空いたときの対処法
水を飲む
体が水分不足になると、空腹感が現れやすいってご存じでしたか? 血液がドロドロになる影響で血流が悪くなり、体がエネルギー不足だと感じやすいのです。
まずは体調を整えるためにも、水分を補いましょう。ダイエット中なら、ゼロカロリーの水がベスト。冷たい水は体を冷やすので、常温以上の水を選びたいですね。炭酸ガスが満腹感を与えてくれる炭酸水や、胃腸を温めてくれる白湯もおすすめです。
運動をする
運動をすると、食欲を増進するホルモンであるグレリンの分泌を抑えることができます。小腹が減ったら15~30分ほど、ウォーキングなどの運動をおこないましょう。
外出が難しい場合はスクワットなどの筋トレや、その場での足踏み運動でも効果が期待できます。運動をすればエネルギーが消費できるため、ダイエット効率もアップしますよ。
歯磨きをする
ミントの香りには食欲を抑える効果があります。ミント系の歯磨き粉を使って歯を磨くのも、小腹対策に効果的です。
また、歯を磨くと自然に「これ以上食べるのはやめよう」という気持ちになるもの。歯磨きなら職場や就寝前でも実践しやすいので、あらゆる方におすすめですよ。
ただし、強い力で長時間ブラッシングすると歯のエナメル質を削る恐れがあります。軽めに30秒~1分ブラッシングする程度にしましょう。
ガムを噛む
ミント系のガムにも、歯磨きと同じような効果が期待できます。また、ガムを長く噛んでいると満腹中枢が刺激されるというメリットも。食欲を抑えたい場合は、20分ほど噛み続けることがポイントです。
また、食事量を抑えたいときは食前に噛むのも効果的です。その場合は、食事の20分前から噛み始めるといいでしょう。
お風呂に入る
入浴には、食欲を抑える効果があるってご存じでしたか? 湯船に浸かると胃腸の血管が収縮し、空腹感が紛れるのです。
40℃のお湯に15分ほど、全身浸かることがポイント。夜に小腹が減ったと感じやすいなら、何か食べるよりお風呂に入ってしまいましょう。入浴には体をリラックスさせて安眠へ誘う効果もありますから、そのまま寝てしまえば余分な夜食をとらずに済みますよ。

自分に合った対処法でダイエット成功につなげよう
今回は、ダイエット中に小腹が減ったときの対処法をご紹介しました。きちんと食事をとっているにも関わらずお腹が減ったときは、ストレスなどが招いた「偽物の空腹」の可能性もあります。いったん食べ物のことを忘れて気分転換するなど、自分に合った対処法を探してみてくださいね。