エア自転車漕ぎとは、仰向けになり空中で脚をぐるぐると回すエクササイズのこと。自転車のペダルを漕ぐような動作をくり返すと筋肉が効率よく鍛えられ、ダイエットにも嬉しい効果をもたらします。
今回は、適切なやり方を効果を高めるコツとともにご紹介しますので、秋太りを防ぎたい方、お腹を引き締めたい方はチェックしてみてくださいね。
エア自転車漕ぎの効果・メリット
腹直筋や腹斜筋が鍛えられる
脚を高く上げてぐるぐると回すと、お腹の前面にある「腹斜筋」、上半身と下半身をつなぐ「腸腰筋」が鍛えられます。この作用によって、お腹を引き締めるとともに美しい姿勢を保つ効果が期待できます。
代謝がアップして太りにくい体に
エア自転車漕ぎで筋肉量が増えると、基礎代謝量がアップして太りにくい体に整えられます。酸素を取り込みながらエネルギーを生み出す有酸素運動のため、脂肪を燃焼する効果も期待できます。
コストがかからない
エア自転車漕ぎは道具を必要としないため、コストをかけずに運動を続けたい人におすすめです。また、自宅でできますから、天気に左右されることもありません。
エア自転車漕ぎのやり方&効果を高めるコツ
①仰向けになり、ひざを90度曲げる
床にマットなどを敷き、仰向けになりましょう。目線はずっと天井に向けておきます。
②頭の後ろを両手で支える
頭は両手で支えて、少し浮いた状態をキープします。こうすると腹直筋に適度な負荷がかかり、お腹の引き締め効果が高まります。首や肩に力が入りすぎないように注意してくださいね。
③足を上げて、自転車を漕ぐように動かす
足を空中に上げたら、自転車のサドルを回すように動かしましょう。つま先は真上に向けることがポイント。サドルを蹴る仕草をするときは、斜め上に向かって、かかとから蹴り出すと効果的です。
また、息は止めず、動きにあわせてリズミカルに呼吸しましょう。酸素を取り込むと脂肪燃焼効果が高まります。
④「漕ぐ動作30秒、休憩10秒」をくり返す
エア自転車漕ぎを30秒続けたら、足を止めて10秒休憩します。「漕ぐ動作30秒、休憩10秒」を1セットとして、3~5セットおこないましょう。慣れてきたらセット数を徐々に増やしてみてくださいね。※ひざや股関節などに痛みが出ない範囲でおこなってください。
簡単なエア自転車漕ぎでポッコリお腹を防ごう
今回は、エア自転車漕ぎの効果とやり方をご紹介しました。エア自転車漕ぎは時間を選ぶことなく、誰でも簡単にできるエクササイズです。すっきり引き締まったお腹を手に入れたい方は、起床後やリラックスタイム、就寝前などの習慣にしてみてはいかがでしょうか。