健康を保つためには毎日しっかり睡眠をとる必要がありますが、なかなか熟睡できない方も多いのではないでしょうか。「眠くてもぐっすり寝れない」「就寝中、何度も目を覚ましてしまう」……こんな悩みが続くとストレスになってしまいますよね。今回は、眠りが浅いときに考えられる原因を、改善方法と一緒に見ていきましょう。

 

眠りが浅いのはなぜ? 考えられる原因とは

体内時計が乱れている

体内時計とは、1日の周期で体内環境を変化させる機能のこと。朝起きて夜眠る習性は、この体内時計が働いているためなのです。しかし、夜遅くまで起きていたり、昼まで寝ていたりすると、体内時計が乱れて睡眠の質が低下してしまいます。

ストレス・不安

ストレスや不安が募ると、自律神経が乱れて熟睡できなくなる可能性があります。そもそも自律神経には、日中に身体を活動モードにする交感神経、夜間に身体をリラックスさせる副交感神経の2つがあります。
しかし、ストレスが溜まると交感神経ばかりが働き、副交感神経に上手く切り替わりません。その結果、夜になってもリラックスできず、眠りが浅くなってしまうのです。

睡眠環境が整っていない

ぐっすり眠るためには、睡眠環境の調整も必要です。たとえば夜になっても部屋が明るかったり、スマホを見たりしていると、強い光によって脳が覚醒し、眠れなくなります。
また、寝る直前に飲食や飲酒をすると、胃腸が活発に動く影響で交感神経が優位になり、睡眠の質が低下します。眠りが浅いときは、就寝前の習慣も見直してみましょう。

 

睡眠の質を改善する方法

起きたら太陽の光を浴び、朝ごはんを食べる

体内時計を整えるためには、朝からリズムよく過ごすことが大切です。朝起きたらカーテンを開き、太陽の光を浴びましょう。光を浴びて15時間経過すると、自然と眠くなるといわれています。
そして起きてから1時間以内に朝ごはんを食べることも忘れずに。胃腸が動いて交感神経が優位になれば、身体が活動モードになりますよ。

ラフマ由来成分配合のサプリメントを利用する

ラフマ(羅布麻)は、中央アジアなどに生息する天然ハーブの一種です。ラフマから抽出される成分には、幸せホルモン「セロトニン」を増やすことで睡眠ホルモン「メラトニン」を増加させ、睡眠の質を高める効果が期待できます。中央アジアでは葉から作られたお茶が飲用されていますが、日常的に取り入れるならラフマ由来成分配合のサプリメントがおすすめです。眠りが浅いことでお悩みの方は、取り入れてみてはいかがでしょうか。

就寝前は穏やかに過ごす

就寝前は、脳や身体が興奮状態にならない工夫を取り入れたいもの。就寝1~2時間前にはお風呂に入り、その後はスマホやパソコンなどを触らず静かな場所でゆっくり過ごしましょう。部屋の照明も暗くしておくことがポイントです。

 

できることから「眠りが浅い」を改善しよう

今回は、眠りが浅いときに考えられる原因と対策方法をご紹介しました。なお、生活習慣や環境を見直しても改善が見られない場合は、無理せず医療機関に相談しましょう。毎日の大切な睡眠のために、できることから取り入れてみてくださいね。

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