健康や美容意識の高い人から注目されているオーツミルク。牛乳とどう違うのか、どのような味なのか、飲んだ経験がないと気になりますよね。今回はオーツミルクの特徴や味を、含まれている栄養素、おすすめの飲み方などとあわせてご紹介します。
オーツミルクとは? どんな味がするの?
オーツミルクは、オーツ麦からつくられるミルクです。健康やダイエットにいいと人気が高まっているオートミールも、実は同じオーツ麦からつくられています。オーツ麦を水に浸し、ミキサーにかけてから濾すと白いオーツミルクができあがるのです。
オーツミルクは100%植物性で、サラッとしているのが特徴です。クセが少なく飲みやすいのと同時に、コクがあってオーツ麦本来の甘味も楽しめます。そのまま飲んでも、コーヒーや料理に加えても、美味しく召し上がれますよ。
オーツミルクに多く含まれる栄養
カルシウム
オーツミルクには、コップ1杯(200g)あたり約240mgのカルシウムが含まれます。牛乳に含まれるカルシウムはコップ1杯あたり約220mgですから、どれだけ豊富か分かりますよね。カルシウムは骨を丈夫にするだけでなく肌の水分量アップにも関わっているため、美肌を維持したい方にもおすすめです。
β-グルカン(水溶性食物繊維)
β-グルカンは水溶性食物繊維の一種で、中性脂肪やコレステロールを低下させる効果が期待できます。増粘性によって満腹感を与える効果もありますから、ダイエットにも役立ちますよ。なお、このβ-グルカンは牛乳には含まれていません。
オーツミルクのメリット
低カロリー
コップ1杯(200g)あたりのカロリーは、牛乳122kcal、オーツミルク92kcalです。比較的低カロリーなことも、ダイエットを後押ししてくれます。
牛乳・大豆・グルテンアレルギーでも飲める
オーツミルクは完全植物性なうえに、グルテンフリー。動物性食品を避けるヴィーガン主義の方はもちろん、牛乳・大豆・グルテンアレルギーの方も安心して飲むことができます。
環境にもやさしい
オーツミルクは牛乳に比べると生産時の温室効果ガスの排出量、土地の使用面積、水の消費量が少なくなっています。環境への負荷が少ない点も、オーツミルクのメリットなのです。
オーツミルクの飲み方・活用方法
そのまま飲む
オーツミルクは豆乳と比べてもクセがなく、そのままゴクゴクと飲める美味しいミルクです。甘みがほしいときは、はちみつを加えるとおいしくお飲みいただけます。
シリアルやオートミールにかけて
オーツミルクはシリアルやオートミールとの相性も抜群です。脂質が少ない分あっさりしているので、朝食や胃に負担をかけたくないときにぴったりです。
シチューなどの料理に使っても◎

オーツミルクは加熱しても味に大きな変化がないため、シチューなどの料理にも使えます。オーツ麦本来のやさしい香りがふんわりと立ち、食欲をそそりますよ。
出典(カルシウム含有量・カロリー):OATLY オーツミルク オリジナル 分析値による
https://www.oatly.com/en-au/stuff-we-make/oat-milk/oat-milk
オーツミルクは健康と環境に嬉しいミルク
オーツミルクは、牛乳や豆乳に次ぐ第3のミルクとして注目されています。私たちの体にはもちろん、環境にもやさしいミルクを毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。