いまや花粉症は日本の国民病ともいわれるほど、多くの人が発症しています。だからこそ、花粉症にかかっていない方は「ならないためにはどうしたらいいの?」「できるだけ発症したくない!」とお思いではないでしょうか。そこで今回は、花粉症を発症しないために気をつけたい生活習慣、セルフケア方法などをご紹介します。

花粉症は突然発症する?

体に花粉が入ってくると、それを除去するために体内で抗体がつくられます。抗体は花粉と接触するたびにつくられ、一定量を超えるとくしゃみや鼻水などのアレルギー症状を引き起こす原因となります。つまり花粉に触れ続けていれば、今までまったく花粉症の症状がなかった人でも突然発症する可能性があるのです。

花粉症にならないために気をつけたいこと

花粉にできるだけ接触しない

上記でお伝えしたように花粉と接触し続けると、抗体が体内で蓄積されて発症の原因になります。たとえ現時点で症状がなくても、花粉の飛散量が多い日は外出時間を減らす、外出時にはマスクや眼鏡で目鼻を守るなど、花粉とできるだけ接しない生活を心がけましょう。

家の中に花粉を持ち込まない

意外と見落としがちなのが、家の中に入り込む花粉です。帰宅時の髪や外出中に着ていた衣類の表面には、思った以上の花粉が付着しています。家の中に入る前に払い落としておきましょう。 また、洗濯物にもたくさんの花粉が付着します。飛散量が多い日は室内干しにするなどの工夫が必要です。

こまめに掃除をする

帰宅時などにいくら気をつけていても、室内には少なからず花粉が入り込みます。掃除機や粘着テープなどで花粉をしっかり取り除きましょう。カーペット、カーテン、ソファ、シーツなどは特に付着しやすいので念入りな掃除がおすすめです。

十分な睡眠をとる

体の免疫バランスが崩れると、花粉症を発症しやすくなります。睡眠不足は免疫バランスが乱れやすくなりますから、夜更かしを避けて毎日しっかり眠ることが大切です。適切な睡眠時間には個人差がありますが、6~7時間を目安にしましょう。

ストレスを避ける

適度な運動には自律神経や免疫バランスを整える効果が期待できます。激しいトレーニングだとかえって疲れを招いてしまうので、ウォーキングなどの有酸素運動や、スクワット程度の筋トレがおすすめです。

セルフケアで花粉症の発症を予防しよう

花粉症にならないためには、まず花粉と接しないこと、徹底的に除去することがポイントです。加えて、免疫バランスを整えるセルフケアも取り入れたいもの。できる限りの対策を取り入れ、花粉症予防につなげていきたいですね。

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