旅行中は普段と違った行動をするため、体にちょっとした不調が現れやすいもの。特に多くの人を悩ませているのが、旅行中の足のむくみです。「いつも履いている靴がきつくなってしまった」「足が重くて歩くのも億劫になった」なんて経験をしている方も多いのではないでしょうか。今回はそんな悩みを解消するために、旅行中に足がむくみやすい理由や対策方法をご紹介します。

旅行中に足がむくみやすい理由とは

座りっぱなしの時間が長いため

ふくらはぎにある筋肉は、立ったり歩いたりするときに血液を押し上げるポンプのような働きをしてくれます。しかし、旅行中は移動にともなって座りっぱなしになり、ふくらはぎのポンプ機能が働きません。これにともない、血液やリンパの流れが滞って老廃物が下半身に溜まりやすくなるのです。

塩分を多く摂るため

ふくらはぎにある筋肉は、立ったり歩いたりするときに血液を押し上げるポンプのような働きをしてくれます。しかし、旅行中は移動にともなって座りっぱなしになり、ふくらはぎのポンプ機能が働きません。これにともない、血液やリンパの流れが滞って老廃物が下半身に溜まりやすくなるのです。

水分不足になるため

「移動中トイレに行きたくなったら困るから」という理由で水分をあまり摂らないでいると、むくみの原因になってしまいます。水分不足によって血液がドロドロになり、老廃物の排出が滞ってしまうのです。

旅行中も実践しやすい「足のむくみ対策術」

ストレッチやマッサージをする

足のむくみ予防には、ストレッチやマッサージが効果的です。ポイントは、移動中もこまめにおこなうこと。少しずつでもコツコツ動くことで血流が促され、むくみ防止につながります。

【移動中におすすめのストレッチ&マッサージ】

※靴を脱いだ状態でおこないましょう。脱げない場合は可能な動作とマッサージのみおこなってください。

  1. かかとを上げ下げして、ふくらはぎの筋肉を動かす
  2. 足の指でグーパーをくり返す
  3. 足の裏を拳でぐりぐりと押しほぐす
  4. 足首やひざ裏を手で揉みほぐす

塩分を控えてカリウムを摂る

旅先で食べることの多い麺類、丼もの、寿司などは塩分が多いといわれています。なるべくスープを残したり、ソースや醤油を減らしたりと、塩分の摂取量を抑えるようにしましょう。バナナ、柿、トマト、イモ類、大豆などに多く含まれるカリウムには余分なナトリウムを排出する働きがあるため、旅行中も積極的に摂ることをおすすめします。

こまめに水分を補給する

むくみを防ぐためには、こまめに水分を摂ることも大切です。一気に飲むとかえってむくみの原因になったり、トイレが近くなったりするので、少量ずつ小分けして飲むようにしましょう。

着圧ソックスを活用する

着圧ソックスは、足に圧を加えることでむくみを効率よく予防・解消してくれます。移動中や就寝前などに着用すると効果的です。最近では履いたまま眠れる・歩けるタイプもあるので、好みや用途にあわせて選びましょう。

旅行中でも足スッキリ!を目指して対策を

旅行中でもしっかり対策を練れば、スッキリと軽い足を保つことができます。つらいむくみで悩まされないために、ご紹介したような方法を取り入れてみてくださいね。

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