薄毛、抜け毛の予防に効果的な育毛剤。しかし、使い方を間違えるとせっかくの効果が半減するばかりか、頭皮トラブルの原因になってしまうことがあります。健康な髪の毛を育てるために、育毛剤の正しい使い方を改めてチェックしてみましょう。今回ご紹介する使い方は性別問わず共通する内容ですので、ぜひ男性も女性も参考にしてみてくださいね。

【男女共通】育毛剤の正しい使い方

清潔な状態の頭皮に使う

育毛剤は基本的に、洗髪後の清潔な頭皮に使用します。汚れやヘアスタイリング剤がついたままだと育毛剤の浸透を妨げてしまうので注意しましょう。

ドライヤーで髪を乾かしてから使う

洗髪後は、必ずドライヤーで髪を乾かしてから育毛剤をつけます。髪が濡れたままだと育毛剤が浸透しないばかりか、雑菌が繁殖してトラブルの原因になるためです。

つけすぎはNG! 適量を守る

髪を乾かしたらいよいよ育毛剤の出番ですが、つけすぎるのはNGです。多すぎると頭皮や髪がベタついたり、湿気で雑菌が繁殖したりする恐れがあります。たくさん使っても効果が高まるわけではありませんから、必ず決められた用量を守りましょう。育毛剤に適量の記載がない場合は、頭皮にまんべんなく行き渡り、自然に乾く程度の量を使用してください。

髪をかき分けて頭皮に直接つける

育毛剤の効果を引き出すためは、頭皮に直接つける必要があります。髪の毛に吸収されないように十分にかき分けてから、地肌が出ている分け目部分に塗布しましょう。

頭皮マッサージをしながらなじませる

マッサージをしながら育毛剤をなじませると、頭皮への浸透を助けることができます。指の腹でやさしく揉み込むようになじませましょう。血行が良くなるため、頭皮の健康促進にもつながります。

1日2回タイプなら朝のセット前にも

育毛剤には、1日1回使用するタイプと、1日2回使用するタイプがあります。後者の場合は、夜の洗髪後と朝のヘアセット前に使用しましょう。ヘアスタイリング剤がついていると育毛剤の浸透を妨げるので、必ずセット前に使うことがポイントです。

他の育毛剤と併用しない

たとえ高い効果が得たくても、他の育毛剤と併用するのは禁物です。成分が混じったり、量が多すぎたりする影響でトラブルの原因になる恐れがあります。また、併用して効果が実感できても、どちらが自分に合っているか分からなくなってしまいます。自分に合ったものを見つけるためにも、1種類の育毛剤を継続使用しましょう。

育毛剤は正しく使ってこそ効果が発揮される

育毛剤は頭皮環境を改善に導くサポートをしてくれるもの。どんな優れた育毛剤でも間違って使用すると、その手助けを得られなくなってしまいます。大切な頭皮や髪のために、使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

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