妊活中の女性にとって冷えは大敵。とはいえ気温が低くなってくると、おのずと体が冷えやすくなるものです。温活をしてもなかなか体が温まらず、悩ましく感じる日もありますよね。そこで今回は、妊活中に意識したい温めるべき場所や、効率よく体を温める方法をご紹介します。

妊活力アップのために温める場所は「下半身」

お腹から下の「下半身」を温める

お腹が冷えると卵巣機能が低下して妊娠力の低下につながるため、お腹を温めることは基本中の基本です。しかし、お腹だけを温めていても足が冷えていては血液も冷え、結果的に子宮の冷えにつながってしまいます。足先はいったん冷えると温まりにくいので、日頃から下半身全体を温めましょう。腹巻き、レッグウォーマー、靴下などの防寒グッズを使うと効果的です。

カイロは「おへそ」と「仙骨」に

カイロを使うときは、尾てい骨の少し上にある仙骨部分に貼りましょう。骨盤と子宮が温められ、お腹周りを効率よく温められます。さらに寒さを感じるときは、おへそにも貼るとGOOD。カイロでお腹をサンドすると腸や血液も温められて、冷えが気にならなくなりますよ。

妊活中の体を効率よく温めるには?

タンパク質をしっかり摂る

私たちの体の熱は、筋肉から多く産生されています。タンパク質はその筋肉の材料となりますから、体を温めるために欠かせない栄養素です。肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などをバランスよく食べて、タンパク質が不足しないようにしましょう。

下半身の筋肉を動かす・鍛える

筋肉を動かすと熱が効率よく作られて体が温まります。妊活中は下半身を温めることが大切ですから、お腹や脚の筋肉をこまめに動かすようにしましょう。具体的な運動としては、ウォーキングやスクワットがおすすめです。ウォーキングは大股ぎみに、スクワットは腹筋まで意識しておこなうと効果的ですよ。

加熱・乾燥させた生姜を活用する

生姜に含まれるショウガオールには、血流を促進して体を温める作用があります。ただし、ショウガオールは生姜を加熱した際につくられる成分なので、生の生姜には含まれていません。生姜を温活に活用したいときは、加熱するか、乾燥させたパウダーなどの加工品を使いましょう。

妊活中は「効率の良い温活」を心がけて

今回は妊活中の体におすすめの温め方、温めるべき場所をご紹介しました。温活にもさまざまな方法がありますが、時間やコストがかかるのは困りものですよね。できるだけスムーズかつコストパフォーマンスの良い温活を選んで、妊活中の冷えやストレスを少しでも減らしましょう。

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