塩抜きダイエットとは、一時的に塩分を摂らないダイエット方法のこと。自炊をする人は実践しやすく、さらに結果につながりやすいとして、雑誌やテレビ番組などでも頻繁に取り上げられています。具体的にどのような効果やメリットがあるのか、正しいやり方と一緒に見ていきましょう。

塩抜きダイエットの効果・メリットとは?

むくみの予防・改善につながる

塩分(ナトリウム)には水分を溜め込む性質があるため、過剰に摂取するとむくみの原因になります。塩抜きダイエットではそんな塩分を摂らないため、むくみの予防や改善につながるのです。むくみが改善されると余計な水分が体から排出されて、体重も落ちやすくなります。

味覚をリセットして食欲を抑える

普段から味の濃いものばかり食べる生活をしていると、味覚が鈍って食欲が増してしまいます。塩抜きダイエットをおこなうと味覚がリセットされて塩気に敏感な状態に戻るため、過剰な食欲を抑えることにつながります。

塩抜きダイエットのやり方&注意点

食自炊できるタイミングでおこなう

塩抜きダイエットは、塩を使わないメニューを食べるダイエット方法です。外食や加工食品のほとんどには塩分が含まれていますから、3食自炊できるタイミングでおこなうことをおすすめします。たとえば平日勤務で外食やコンビニ食が多い生活なら、週末におこなうといいでしょう。

継続は3日までに

塩抜きダイエットは、2~3日間続けると効果的とされています。ただし、塩分は体にとってある程度必要なものなので、長期間続けるとかえって不調を招いてしまうことも。長くても3日間までにしましょう。

食材や調味料は塩分が含まれないものを

食材や調味料は、塩分が含まれていないものを使います。ソーセージや練り物などの加工食品には塩分が含まれているので、生肉、生魚、野菜などを調理し、以下のような調味料で味付けして食べましょう。

【塩抜きダイエット中におすすめの調味料】

  • こしょう
  • 穀物酢
  • バルサミコ酢
  • スパイスのみのカレー粉
  • ごま油
  • オリーブオイル
  • 無塩バター
  • レモン汁
  • かつおぶし
  • ごま、すりごま

こまめに水分補給をする

塩抜きダイエットをおこなうと、水分が体外に排出されやすくなります。脱水状態にならないように、こまめに水分補給をすることがポイントです。1日あたり1.5~2リットルの水分を意識して摂るようにしましょう。

塩抜きダイエットのメニュー例

朝食

シリアル+ヨーグルト+お好きな果物

シリアルやヨーグルトは無糖のものがおすすめです。甘みが欲しいときは、はちみつやオリゴ糖シロップなどをプラスしましょう。

昼食

ごはん+豚しゃぶ+豆腐サラダ 味付けには酢、こしょう、ごま油、すりごまなどを使いましょう。白米が進まない場合は、蒸したさつまいもでもOKです。

夕食

生鮭のソテー+野菜をたっぷり入れたカレースープ スープは塩分の入っていないカレー粉で味付けします。かぼちゃやトマト缶を使うと甘みが出て美味しいですよ。

塩抜きダイエットでスッキリボディを目指そう

今回は話題のダイエット方法をご紹介しました。「むくみをスッキリさせたい!」という方はもちろん、食生活や味覚が乱れがちだと感じている方も、塩抜きダイエットを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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