年を重ねるごとに増えていく白髪。見た目年齢を引き上げる原因にもなるため、「できるだけ増やしたくない!」というのが本音ですよね。そもそもなぜ白髪ができてしまうのか、自宅でできる白髪予防ケアとあわせて探ってみましょう。
白髪ができる主な原因とは
色素細胞の老化
髪に黒や茶などの色がついているのは、色素細胞によって作られたメラニン色素が存在するためです。しかし、色素細胞が老化するとメラニン色素が作られなくなり、髪が白くなってしまいます。老化は加齢とともに進みますが、現れ方には個人差があります。
遺伝的要因
白髪の現れ方に大きく影響するのが、遺伝的要因です。親族から白髪ができやすい体質が遺伝すると、たとえ若くても白髪が発生してしまいます。
ストレス・生活習慣の乱れ
ストレス、栄養不足、睡眠不足などによって脳や体に過剰な負荷がかかると、代謝が正常におこなわれなくなり、白髪ができやすくなります。環境の変化などによって急に白髪が増えた場合は、メンタルケアや生活習慣も見直すことが大切です。
白髪の予防につながるセルフケア方法
頭皮マッサージ
頭皮の血行が悪くなると色素細胞の働きも鈍くなります。シャンプー中やドライヤー後などに指先で頭皮をやさしくほぐし、血行を促しましょう。指の腹で、小さな「の」の字を描きながら頭皮全体をマッサージすると効果的です。頭皮をこすると傷つけてしまうので、あくまでもやさしく丁寧におこなうことがポイントです。
なお、ドライヤー後は頭皮が乾燥していますから、保湿効果のある頭皮用ローションをつけておこなうことをおすすめします。
白髪予防に効果的な栄養を摂る
白髪を防ぐためには、十分な栄養が欠かせません。何でもバランスよく食べることはもちろんですが、中でも髪の成長に欠かせないたんぱく質、代謝を助けるビタミンB群、血行を改善するビタミンEなどを積極的に摂ると効果的です。具体的な食材としては、黒ゴマ、納豆、卵、海藻類などがおすすめです。
白髪は抜かない
「白髪を抜くと増える」という話は迷信で、抜いても増えることはありません。しかし、無理やり抜くと毛根にダメージを与え、髪の成長を阻害してしまいます。
たとえ目立っていても抜かずに根元から切るか、白髪染めでカバーしましょう。ヘアカラートリートメントなら髪を傷めにくいうえに自宅で簡単にケアできますよ。
白髪に悩みすぎないことも大切
今回は、白髪の原因や予防方法についてお伝えしました。目立つ白髪は気になるものですが、気にしすぎると新たなストレスになってしまいます。生活習慣を見直しつつヘアカラートリートメントで白髪を上手にカバーするなど、ストレスを減らすことも意識していきたいですね。