妊活中は食べ物に何かと気を遣いますよね。「おやつには何を食べようかな?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。そんな方には、栄養豊富なナッツがおすすめです。ナッツを食べると妊活に対してどのようなメリットがあるのか、効果的な食べ方とあわせてチェックしてみましょう。

妊活中のおやつにはナッツがおすすめ!その理由とは

ビタミンEが血行を改善&酸化を予防

ナッツには、毛細血管の収縮を防いで血流を良くするビタミンEが豊富に含まれています。血行不良は子宮への栄養供給を妨げる原因になりますから、ビタミンEを摂取することは妊活においてプラスになります。また、ビタミンEには高い抗酸化作用があるため、卵子や精子を酸化ストレスから守る効果も期待できます。

葉酸、鉄分、亜鉛なども摂取できる

ナッツには、葉酸、鉄分、亜鉛なども含まれています。とくに葉酸は赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素で、妊娠前から積極的な摂取が推奨されています。これらの栄養素を手軽に摂取できることも、ナッツをおやつにしたときのメリットといえるでしょう。

妊活に効果的なナッツの種類は?

アーモンド

アーモンドにはピーナッツの約3倍ものビタミンEが含まれていて、25g(手のひら1杯程度)食べると約7.5mgのビタミンEが摂取できます。また、食物繊維が約2.5g含まれているため腹持ちが良く、便秘対策にもつながります。

くるみ

くるみには亜鉛が豊富に含まれていて、25g食べると約0.7mgの亜鉛が摂取できます。亜鉛は精子の形成に必要な栄養のため、男性も一緒に食べると効果的です。

カシューナッツ

カシューナッツには貧血予防に欠かせない鉄分が、25gあたり約1.2mg含まれています。甘みがあって満足感も高いナッツですが、糖質量がアーモンドの約2倍と比較的多いため、食べすぎには注意が必要です。

ひまわりの種

葉酸をしっかり摂取したい方には、ひまわりの種がおすすめです。25gあたり約70ugの葉酸が含まれており、ナッツ類の中でもずば抜けて多くなっています。

妊活中におすすめのナッツの食べ方

適量を守って食べすぎない

栄養豊富なナッツですが、食べすぎると脂質やカロリーを摂取しすぎてしまいます。1日分の摂取量は、片手のひらに乗る程度にしましょう。たとえばアーモンドなら、1日20~25粒が適切です。

さまざまなナッツを食べる

数種類のナッツを組み合わせて食べると、さまざまな栄養を一度に摂れて効果的です。単体で食べにくい場合はドライフルーツと一緒に食べてもいいでしょう。ただし組み合わせる場合も、1日の摂取目安量を守ってくださいね。

夫婦で食べる

ナッツに含まれる栄養素は、男性の妊活においてもメリットがあります。おやつで食べない場合はおつまみの代わりにするなど、工夫して取り入れてみてはいかがでしょうか。

妊活中のおやつにはナッツが良い! 選び方・食べ方のポイント

妊活中は美味しいナッツで栄養補給を

おやつには甘いものを選びがちですが、ナッツに代えることで妊活中に不足しがちな栄養を補うことができます。ポリポリとした食感、腹持ちがいいこともナッツのメリットですから、小腹が空いたときにぜひ食べてみてくださいね。

コラム一覧へ