冬は外出の機会が減る影響で体が重くなりがちですよね。「ダイエットしようにも寒くて運動するのが億劫……」という場合は、自宅のお風呂でカロリー消費を促してみませんか?今回は、ダイエットにも効果的な入浴法「高温反復浴」についてご紹介します。
ダイエット効果の高い「高温反復浴」とは?
高温反復浴とは、やや熱めのお湯にくり返し浸かる入浴法のこと。熱めのお湯に浸かると交感神経が刺激され、通常の入浴よりも効率よくカロリーを消費できるといわれています。
10分の高温反復浴によって消費されるカロリー数は、約80kcalです。少ないように感じますが、実は20分のウォーキングや、10分のジョギングにも匹敵する消費カロリー数になります。屋外での運動がなかなかできない冬場には嬉しい効果ですよね。
高温反復浴のやり方&ポイント
①入浴前に水分補給をする
高温反復浴をおこなうと代謝が良くなり、たくさんの汗をかきます。体が水分不足にならないように、入浴前にはしっかり水分補給をしておきましょう。常温以上の水を、コップ1杯程度飲んでおくことがポイントです。
②湯船に40~43℃のお湯を張る
湯船に40~43℃のお湯を張ります。肩まで浸かる必要があるので、多めにお湯を溜めましょう。
③シャワーを足からかけて温まる
お湯が溜まっても、そのままいきなり入るのは危険です。必ず事前にシャワーを足からかけて、全身を温めておきましょう。
④湯船にゆっくり入って3分浸かる
湯船に入るときも急がず、ゆっくり体を沈めていきます。まずは胸の辺りまで浸かり、慣れたら肩まで浸かりましょう。その状態で3分浸かって温まります。
⑤湯船から出て5分休憩する
湯船から出て5分休憩します。このときに髪もしくは体を洗いましょう。全身温まっているので、汗がたくさん出るはずですよ。
⑥再び湯船に3分浸かる
再び湯船に戻って、3分浸かります。最初と同じように急がず、ゆっくり体を沈めましょう。
⑦湯船から出て5分休憩する
湯船から出て5分休憩し、その間に髪もしくは体を洗います。
⑧最後にもう一度湯船に3分浸かる
最後にもう一度3分浸かります。
⑨入浴後に水分補給をする
お風呂から出たあとも必ず水分補給をしましょう。入浴後は疲労感が出ることがあるため、無理をせずゆっくり休むことがポイントです。
高温反復浴が向かない人&注意点は?
高温反復浴は通常の入浴法より体への負担が大きくなります。何らかの持病をお持ちの方、血圧が高い方、妊婦さんには負担が大きいので、高温反復浴はおこなわないようにしましょう。
また、健康な方でも体調が悪いときや空腹のときは避けたほうが安心です。体調が万全なときに、水分補給をしながら正しくおこなってくださいね。
冬は高温反復浴で温まりながらダイエット!
今回ご紹介した高温反復浴の流れは「3分浸かる→5分休憩→3分浸かる→5分休憩→3分浸かる」で、合計時間はおよそ19分になります。そもそもお風呂は毎日入るもの。その時間をダイエットに活用して、冬でも軽い体を維持していきたいですね。