妊活中は体の冷えがNGなため、飲み物にも温かいお茶を選ぶ方が多いのではないでしょうか。中でもハーブティーはカフェインが含まれていないものが多く、妊活中のティータイムにも適しています。今回は健康や美容にはもちろん妊活にも嬉しいハーブティーの種類を、選び方や飲み方のコツとあわせて見ていきましょう。

妊活におすすめのハーブティー4選

ルイボスティー

ルイボスティーは、南アフリカのセダルバーグ山脈に自生するルイボスという植物から作られるお茶です。紅茶のような澄んだ赤褐色をしていて、渋みのないスッキリとした味わいが楽しめます。ミネラルやポリフェノールが豊富に含まれており、古くから南アフリカの先住民に愛されてきました。最近ではフルーツやバニラなどの香りが付けられたフレーバールイボスティーも人気です。もちろんノンカフェインですから、妊活中も安心して飲むことができます。

ローズヒップティー

ローズヒップティーは、バラの果実であるローズヒップから作られます。赤いバラのような鮮やかな色とほどよい酸味、華やかな香りが特徴です。ビタミンA、C、Eが含まれているため、美容に役立つ飲み物としても人気を集めています。実に栄養が詰まっているので、お茶を飲んだあとの実も残さず食べると効果的です。ハチミツと混ぜてジャムのようにして食べても美味しいですよ。

ジンジャーティー

ジンジャーティーは、私たちに身近な生姜を使用したお茶です。生姜に含まれるジンゲロールという成分が体を温め、血行を促してくれます。生姜100%のお茶はあまりなく、紅茶や他のお茶に生姜をブレンドしたものが一般的ですから、市販のものを飲むときはノンカフェインかどうか確認しましょう。

自分で作る場合は、ルイボスティーなどノンカフェインのお茶にすりおろした生姜を加える方法がおすすめです。

たんぽぽ茶

たんぽぽ茶は、焙煎したたんぽぽの根からつくられるお茶です。「たんぽぽコーヒー」とも呼ばれていて、香ばしく深みのある味わいが楽しめます。コーヒーといってもノンカフェインですから、妊活中はもちろん妊娠中にもOKです。利尿作用の高いカリウムが含まれているため、むくみ対策にも効果的ですよ。

妊活中に気をつけたいハーブティーの選び方・飲み方

効能を調べてから飲む

ハーブティーは種類によって1つ1つ成分や効能が異なります。妊娠していた場合、避けるべきハーブティー(カモミールやレモングラスなど)もあるので注意が必要です。できるだけ成分や効能を調べ、自分の体や目的に合ったものを選びましょう。

カフェインが含まれないものを選ぶ

市販のハーブティーの中には、カフェインが含まれる紅茶や緑茶などをブレンドしているものもあります。原材料をよく確認し、カフェインが含まれていないお茶を選びましょう。

ホットもしくは常温以上で

妊活中は体の冷えをできるだけ避けたいもの。冷えたハーブティーも美味しいですが、体のことを考えてなるべく温かい状態で飲むことをおすすめします。夏場も常温程度がいいでしょう。

妊活におすすめのハーブティーはどれ? 選び方・飲み方のコツとは

妊活中も美味しいハーブティーに癒やされよう

香り高いハーブティーは、癒しと安らぎを与えてくれますよね。妊活中に疲れやストレスを感じたときは、体にやさしいハーブティーでほっと一息ついてみてはいかがでしょうか。

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