妊活中は食事や生活習慣などで注意すべきことがいくつかありますが、できれば服装にも気をつけたいもの。血行不良を招くような服装だと、妊活に悪影響を及ぼす恐れがあるのです。具体的にどのような服装がNGなのか、おすすめの服装やアイテムと一緒にご紹介します。

妊活における血行不良の危険性

血行不良はさまざまな不調を招くことで知られていますが、妊活中は特に注意が必要です。なぜなら血行が悪くなると卵巣に栄養が届きにくくなり、機能低下を招いてしまうため。さらにはホルモンバランスが崩れる原因にもなります。妊娠しやすい体をつくるためには、血液の流れをスムーズにすることが大切なのです。

妊活中に避けたいNGな服装とは?

体を締め付ける服や下着

血行不良を招く服装というと、体を冷やすような薄着を思い浮かべますよね。しかし、いくら温かい服装でも、体を締め付けるような服や下着は血行を滞らせます。血管や内臓などを圧迫することで、血液の流れを食い止めてしまうのです。サイズが窮屈な服はもちろん、ブラジャーやガードルなどの補正下着も体を必要以上に締め付けるため、できるだけ避けましょう。

体温調整がしにくい服装

薄着はもちろんNGですが、体温が上がりすぎる服装もあまり好ましくありません。暑すぎると汗をかき、その後の冷えを招いてしまうためです。また、上半身は厚着で下半身は薄着という服装も「冷えのぼせ」を引き起こし、自律神経を乱れさせます。

ヒールの高い靴を長時間履く

女性はファッションや仕事の関係で、ヒールの高い靴を履く機会が多いもの。しかし、ハイヒールの靴を長時間履きっぱなしだとつま先や足首が固定され、血行不良を招くことがあります。たとえお気に入りでもできるだけ短時間で脱ぎ、長時間履くものはヒールが低いものを選びましょう。

妊活中におすすめの服装&冷え対策アイテム

ゆったりとしたストレスを感じない服装がベスト

身体的ストレスも血行不良の原因になりますから、できるだけゆったりとしていて「楽だな」と感じる服を選ぶことが大切です。おしゃれを楽しみたいときは多少引き締まった服でもOKですが、長時間着用する普段着はサイズにゆとりのあるものを選びましょう。

冷え対策には脱着しやすいアイテムを

「寒いから温かい服装で家を出たけれど、外出先で意外と暑くなって汗をかいてしまった」と困った経験はないでしょうか。そんなトラブルを避けるために、冷え対策には脱着しやすいアイテムをおすすめします。

マフラー、カーディガン、腹巻き、レッグウォーマーなど、簡単に脱げるものを活用すると、暑くなったときにも調整しやすいですよ。デスクワーク時には、サッと使えるひざかけや厚手のルームシューズなどもおすすめです。

妊活中は服装にも要注意!? 避けたい服装&活用したいアイテム

自分の体を大切にする服装を心がけよう

ファッションはついつい見た目重視になりがちですが、妊活中は自分の体のことを考えた服装をすることが大切です。リラックスした状態で過ごすために、ゆったりとしていて体温調節しやすい服装を心がけていきたいですね。

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