美脚を目指せる「足パカダイエット」の効果と正しいやり方

「食べる量を減らしても脚がなかなか細くならない」「いつも下半身だけ痩せにくい」と感じている女性は多いもの。そこで今回は、美脚を手に入れたい方におすすめのエクササイズ”足パカダイエット”をご紹介します。具体的にどのような効果が期待できるのか、正しいやり方とあわせて見ていきましょう。

足パカダイエットとは？

足パカダイエットとは、仰向けで寝た状態で両脚を上げ、脚を左右にパカパカと開いたり閉じたりするエクササイズのこと。寝ながら簡単におこなえるためSNSでも話題になり、今では多くの女性に取り入れられています。

脚を左右にパカパカと開閉すると、内ももにある内転筋という筋肉が効率よく使われます。この部分の筋肉は普段の生活であまり使われずゆるみがちですが、足パカで鍛えることで内ももが引き締まり、スラリと美しい美脚を目指すことができます。

足パカダイエットのメリットは、脚だけでなくお腹にもアプローチできること。脚を上げて開閉したり、体勢がブレないようにキープしたりすると、お腹周りにある腹横筋や腸腰筋という筋肉が鍛えられ、引き締めることができます。

足パカダイエットは、脚のむくみ解消にも効果的です。脚を上げてふくらはぎや股関節を動かすと血液やリンパの流れが活発になり、余分な水分を押し戻す効果が期待できます。

ここからは足パカダイエットの具体的なやり方をご紹介します。最初は少ない回数から始めて、慣れてきたら回数を増やしましょう。

床やマットの上に仰向けに寝て、後頭部の下に両手を添えます。手は体の横に置いてもOKです。慣れてきたら本やスマホを見ながらおこなっても良いでしょう。

両脚を閉じた状態で、天井に向かってまっすぐ上げます。横から見たとき、脚が垂直に上がっているようにしましょう。ひざを伸ばした体勢がつらい場合は、軽く曲げてもOKです。

両脚を1秒かけて左右に開きます。できるだけ大きく、限界まで開くことがポイントです。このとき、脚が揺れないようにお腹の筋肉を意識してくださいね。

開いた両脚を1秒かけて閉じます。反動をつけずに、内ももの筋肉を意識しながら両脚を引きつけ合うことが大切です。

STEP3～4の開閉を30～50回くり返します。エクササイズ中も息は止めず、自然な呼吸をしながらおこないましょう。

今回ご紹介した足パカダイエットは、食後以外ならいつでも好きなタイミングにおこなってOKです。スマホをチェックするときや就寝前など、気軽に取り入れて無理なく美しい脚を目指していきたいですね。