秋は意外と体がむくみやすい季節だってご存じでしたか? しかもそのむくみを放置していると、ボコボコとしたセルライトを招きやすいといわれています。秋のむくみの原因や恐ろしさを、対策方法とあわせて知っておきましょう。

秋のむくみを引き起こす原因とは

冷えによる血行不良

秋は気温が低下する影響で体が冷えやすくなります。冷えによって血行が悪くなると余分な水分や老廃物の排出が滞り、むくみやすくなるのです。秋はまだ夏の余韻が残っているせいで薄着をしがちですよね。しかし、朝晩は思った以上に気温が低下しますから、冷えによるむくみを引き寄せやすくなります。

自律神経の乱れ

秋の寒暖差は血行不良を招くだけでなく、私たちの脳や体にストレスを与えて自律神経を乱れさせます。実はこの不調も体の水分調節機能を低下させ、むくみの一因になるといわれています。夏の疲れが残っている方、夏バテを起こしていた方なども、自律神経の乱れによるむくみを生じやすいため注意が必要です。

秋のむくみがセルライトを招く?

そもそもセルライトとは、皮下の脂肪組織が繊維状に変質したもの。血行不良などの影響でむくみが生じると、新陳代謝が悪くなる影響で脂肪の蓄積が進み、セルライトができやすくなるといわれています。
秋から気温がどんどん低下していきますから、「たかがむくみ」と放置するのは危険です。脂肪の蓄積やセルライトの形成を防ぐために、秋こそ十分なむくみ対策をおこないましょう。

秋から始めたい、むくみの対策方法

冷えを防ぐ服装をする

秋のむくみを防ぐためには体を冷やさないことが大切です。薄着は避けて、温かい服装を心がけましょう。ただし、思わぬ気温の上昇で急に暑くなることもあります。体温調節がしやすいように、カーディガンやレッグウォーマーなど、脱着しやすい衣類を活用してくださいね。

こまめに運動をする

運動不足になると血液の流れが滞り、むくみやすくなります。とくにデスクワーク中は、同じ姿勢を何時間も続けるため注意が必要です。1時間に1~2回ほど、こまめに立って体操やストレッチをおこないましょう。屈伸をしたり、かかとの上げ下げ運動をしたりすると効果的です。

塩分を摂りすぎない

秋は食べ物がおいしく感じる季節ですが、塩分の摂りすぎには注意したいもの。過剰な塩分は水分を体に蓄積させるため、むくみの原因になります。できるだけ薄味を心がけるとともに、塩分の排出を助けるカリウムが豊富な食べ物を取り入れましょう。秋に旬を迎えるさつまいも、柿、鮭などの魚類はカリウムが豊富ですから、活用してみてはいかがでしょうか。

入浴とマッサージを習慣に

入浴で血行を促すと、老廃物の排出がスムーズになります。シャワーだけで済まさず、湯船にゆっくり浸かることをおすすめします。また、入浴中や入浴後にはマッサージをおこなうと効果的です。足のむくみが気になる場合は、足の裏→足首→膝裏→足の付け根に沿って、老廃物を流すように手のひらを滑らせましょう。

秋のむくみはセルライトの原因に!? 今始めるべき対策方法

体型維持のためにも”秋のむくみ対策”が重要

むくみを放置すると太る原因にもなるといわれていますから、冷えが本格化する前にしっかり対策しておきたいもの。セルライトを防いでスッキリとした体型を保つためにも、秋から温活などのむくみ対策を始めていきたいですね。

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