美しい肌を保つためには夏だけでなく、秋も引き続いて紫外線対策を続けることが大切です。そもそも秋の紫外線量はどのくらいなのか、秋のUVケアの重要性、今取り入れたいスキンケア方法とあわせてご紹介します。

秋も紫外線に要注意! シミができやすいって本当?

季節はもう秋。「夏が終わったから紫外線対策はもう止めて大丈夫」なんて油断していませんか? しかし秋も変わらず紫外線は降り注いでいて、私たちの肌にダメージを与えています。9~10月の紫外線量は、日差しが強くなり始める5~6月とあまり変わりないのです。

さらに怖いのが、秋の冷えや乾燥です。体が冷えたり肌が乾燥したりすると新陳代謝が低下し、シミの原因であるメラニンが排出されにくくなります。夏の紫外線で発生したメラニンがそのまま肌に残り、シミになってしまう危険性があるのです。秋は、紫外線対策とともに血行促進や保湿ケアも念入りにおこないましょう。

秋に取り入れたい紫外線&シミ対策術

高保湿・低刺激タイプの日焼け止めを塗る

秋におこなうべき紫外線対策は、基本的に夏と同じです。夏と同じように日焼け止めを塗り、紫外線から肌を守りましょう。
ただし、秋の肌は乾燥しやすいうえに、夏に蓄積したダメージでデリケートになっています。できるだけ高保湿かつ低刺激な日焼け止めを使うことが、美肌を保つポイントです。

室内での紫外線対策を忘れずに

肌にダメージを与える紫外線はUVAとUVBに分けられます。このうち肌のハリを低下させるUVAは窓を通り抜けるため、室内にも降り注いでいます。夏は部屋にいても暑く、窓から強い日差しを感じやすいため、対策をしていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、秋は涼しいうえに日差しが弱くなるため、室内では油断しがちになります。窓がある以上UVAは入りこんでいますから、室内でも日焼け止めなどで十分な十分に対策をとることが大切です。

基本的なスキンケアも保湿を重視する

夏は肌がベタついていた方も、秋になると汗や皮脂の分泌量が減る影響で乾燥しやすくなります。基本的なスキンケアでも高保湿タイプの化粧品を使うなど、うるおいを与えるお手入れにシフトしましょう。日焼け止めを塗る前にも丁寧な保湿をすると、日中の乾燥対策につながります。

積極的な温活を始める

秋になるとぐっと気温が低下し、思わぬ冷えが忍び寄ってきます。冷たい飲み物や食べ物は控えめにする、腹巻きやレッグウォーマーなどの防寒グッズを着用する、夜は湯船にゆっくりつかるなど、積極的な温活を取り入れましょう。
体を温めることで肌の新陳代謝が活性化し、メラニンの排出を助けることができますよ。スポーツに適した時期になりますので、ウォーキングなどの運動をおこなうのも効果的です。

秋も紫外線に要注意! 冷え・乾燥でシミができやすいって本当?

秋こそ丁寧な紫外線対策&スキンケアを

秋は、紫外線が強く降り注いだ夏の次の季節。だからこそ、秋のスキンケアで将来の肌が大きく左右されるといっても過言ではありません。今こそ丁寧な紫外線対策、スキンケア、インナーケアを取り入れて、いつまでも変わらぬ美しい肌を保っていきたいですね。


                
        
        

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