妊活中の孤独感に悩む女性は少なくありません。とくに昨今は、感染症対策の影響で人とのつながりが浅くなり、ますます孤独感に苛まれている方が増えてきています。「いつになったら妊娠できるのか」「生理がくるたびにつらい」……。今回は、そんな孤独感やストレスを少しでも和らげる方法について見ていきましょう。
妊活中の孤独感を和らげたい……どんな方法がある?
パートナーと話し合う
妊活は一人でおこなうものではありません。ネガティブな気持ちが湧いてきたら、一人で抱え込まずにパートナーと話しましょう。たまには素直に「落ち込んでいる」と伝えることも大切です。
また、一方的に話すのではなく、「あなたはどう思う?」「どうしたい?」と想いを共有することも忘れずに。話し合うことで改めて家族愛を実感できたり、現状を冷静に整理できたりするメリットがありますよ。
専門のカウンセラーに相談する
「パートナーには話しにくい」「専門家の意見を聞きたい」というときは、専門のカウンセラーに相談してみましょう。カウンセリングは生殖心理カウンセラーのいる不妊治療専門のクリニックで受けられるほか、オンラインや電話などで相談できるケースも増えてきています。相談窓口を設けている自治体もあるので検索してみてはいかがでしょうか。
SNSなどで悩みを共有する
気軽に仲間を作りたい場合は、SNSを活用する方法も1つの手です。同じ悩みを共有することで、孤独感を和らげることができます。
ただし、顔の見えないつながりのため、トラブルが生じることも少なくありません。また、周りとの比較や、仲間の妊娠報告がプレッシャーになってしまうケースもあります。あくまでも一時的なもの、情報収集をするものとして考え、のめり込みすぎないことがポイントです。
適度な運動でリフレッシュする
適度な運動は幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促すため、ストレス解消につながります。血液のめぐりを良くするなど妊活にもプラスになりますから、積極的に取り入れてみましょう。
運動方法としてはウォーキング、軽いジョギング、サイクリングがおすすめです。一定のリズムを気持ちいいと思えるペースでおこなうことで、よりセロトニンの分泌を促すことができますよ。
妊活をいったん休憩する
誰しも1つの問題について考えすぎると「自分だけが悩んでいる」と孤独感を覚え、ストレスになってしまいます。妊活についても考えすぎずに、いったん休憩するつもりで距離を置いてみましょう。
「悩むのをやめた!」と決めると時間ができるもの。そんなときこそ運動をしたり、好きな音楽を聴いたりするなどの気分転換をしてみてはいかがでしょうか。新たな趣味を見つけるのもおすすめです。
自分に合ったリフレッシュ方法を見つけよう
妊活中の孤独感に苛まれないためには、周りと比べないこと、そして自分に合ったリフレッシュ方法を見つけることが大切です。好きなことを思う存分楽しんで、また前向きな気持ちを取り戻してくださいね。