妊活を始めようと考えているなら、夫婦でさまざまなことを話し合っておきませんか?
出産や育児には意見の食い違いが起きやすく、「事前に話し合いをしておけば良かった」と思うことも多いもの。 具体的に話し合うべきことは何なのか、7つのポイントにまとめてご紹介します。

妊活前に確認を!夫婦での話し合いポイント7つ

なぜ子どもが欲しいのか

「子どもが欲しい」と思っている夫婦は多いものの、「なぜ子どもが欲しいのか」話し合っている夫婦は少ないといわれています。 血がつながった家族が欲しいからなのか、子どもが好きだからなのか…。 ここで明確にしておくと、お互いの妊活に対する心構えや考え方を知ることができますよ。

不妊治療について

妊活を始めてすぐに妊娠するとは限りません。実際、日本で不妊治療を受けたことがあるカップルは全体の約18%といわれています。 ある程度の期間を決めて、それまでに妊娠しなかった場合は不妊治療を受けるかどうか、話し合っておきましょう。 不妊治療には一般的にいくらかかるのか、費用を調べておくと具体的な話し合いにつながります。

妊活の方法について

妊活の方法も事前に決めておくと、お互いの考え違いやすれ違いを防ぐことができます。 たとえばタイミング法の情報や時期、合わせるために何ができるのか、共有しておくといいでしょう。 ただし、生活していると決めた通りにいかないことも。その都度がっかりするのではなく、冷静に話し合って改善点を見つけていくことが大切です。

出産方法について

妊娠したら、当然ながら出産するもの。どこで出産するのか、希望があるなら話しておきましょう。 妊活中は出産がまだまだ先のことのように思えますが、いざとなったときに慌てないようにしておきたいですね。

子供の育て方

子育てについての意見の食い違いは、夫婦にとって大きな問題になります。 育児の役割分担はもちろん、どのようなしつけをするか、教育にはどの程度費用をかけるのか、今のうちに話し合っておくと安心です。 「こんなはずじゃなかった」を避けるためにも、きちんとお互いの考えを認識しておきましょう。

子どもに障害があった場合のこと

先天的な障害を持って生まれてくる赤ちゃんは、全体の約3%だといわれています。 妊娠中に障害が見つかったらどうするのか、育児をどう乗り越えていくのか、話し合っておくことも重要です。 思わぬ事態に対応するために、責任を持って考えておきましょう。

親との関係について

家族間の問題には、夫婦や子どもだけでなく、お互いの親も関係してきます。 出産を機に環境が変わる場合、親と同居するのか別居するのか、ベストな方法を模索するカップルも多いでしょう。 また、子どもの育児に関しては誰を頼るのか、実際に頼れる存在なのか、考えておくと安心度が高まりますよ。

妊活前に確認を!夫婦での話し合いポイント7つ

妊活前だからこそ時間をかけて話し合いを

妊活前は心や時間に余裕があり、面と向かってゆっくり話し合えることも多いもの。 こんなときだからこそ大切なことをうやむやにせず、自分たちのライフプランも含めて、きちんと話し合ってみてはいかがでしょうか。

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