赤ちゃんを授かった時、皆さんの心にはうれしい気持ちと不安な気持ちが入り混じると思います。念願の我が子をこの手に抱ける喜びと同じぐらいに強いのが、「これからどうすればいいのかしら」という疑問や不安です。
妊娠がわかった時、真っ先に考えるべきことはお母さんと赤ちゃんの健康。そのためにしておきたい5つのことをご紹介します。
1. 病院に行く
妊娠検査薬などを使って「赤ちゃんを授かった!」とわかったら、まず病院に行くようにしましょう。
検査薬で妊娠がわかっても、まだ妊娠が確定したわけではありません。病院で検査を受け、妊娠を確定してもらうことが大切です。
妊娠が確定したら、出産の日まで定期的に妊婦検診を受けに行くことになります。妊婦検診は保険適用外で1回5000~1万円程度お金がかかりますが、自治体から補助を受けることは可能ですので相談してみましょう。
2. 食生活を改善
妊婦さんの健康にとって最も大切なのは食生活。妊婦さんの食事はそのまま赤ちゃんの栄養にもなるので、人一倍気を遣うようにしましょう。
普段不足しがちなたんぱく質・ビタミン類・ミネラル・食物繊維・鉄分などを意識して摂取するようにしてください。
特に「葉酸」は妊婦さんが積極的に摂るべき栄養素。食事から摂るのが理想的ですが、食欲がない時や忙しい生活の中ではサプリメントなどを活用するのもおすすめです。
3. アルコールとタバコをやめる
妊婦さんの大敵といっても過言ではないのが、アルコールとタバコです。赤ちゃんの健康に影響する可能性が大きいため、妊娠がわかったらすぐにやめるようにしましょう。アルコールをやめることでストレスになる場合は適度に徐々に減らす努力をしましょう。
タバコは特に周りの人の気遣いも必要になります。妊婦さん自身がやめたとしても、周囲からの副流煙が赤ちゃんに影響を与えてしまう可能性もあるのです。
また、妊娠中だけでなく出産後の授乳中も避けるようにしてくださいね。
4. 体を冷やさない
体を冷やすことも赤ちゃんにとって良くありません。夏の時期であっても「クーラーをあまり強くしない」「冷たいものを避ける」などの対策をとるようにしてください。
特にお腹は冷やさないようにすることが大切ですが、冷えやすい足元も守るようにしましょう。「部屋の中でも靴下をはく」「温かいお風呂に浸かる」などしてなるべく体を温めるようにします。
また、温かい飲み物を摂るのは体を内側から温めてくれるのでおすすめですが、カフェインを含むコーヒーや緑茶などの飲みすぎは避けたいところです。白湯やしょうが湯などを飲むようにしましょう。
5. リラックスして過ごす
妊娠初期は、つわりやめまいなどの体調不良に襲われることが多いためストレスがたまりやすくなります。急に気分が落ち込んだり、情緒不安定になってしまうことも増えますね。
そんな時には無理をせず、ゆったりと過ごすようにすることが大切です。
好きな音楽を聴いたり読書をしたり、お腹の赤ちゃんに話しかけたりしてリラックスするように努めましょう。
妊婦さんがゆったりと不安なく過ごすためには、パートナーを含めた周囲の人たちの協力が必要です。落ち着いて、なるべく早く周囲の人たちに妊娠したことを知らせるようにしましょう。
妊娠がわかってから出産までは、長いようであっという間。生活習慣にしっかりと気を配って、元気に出産の日を迎えましょうね。