「体重を落としたい」「スリムな体型を目指したい」など、ダイエットに取り組む理由は人それぞれです。 メディアや雑誌、インターネットなどでは日々ダイエットの話題が持ち上がり、新しいダイエットに取り組む人もいるでしょう。 しかしダイエット法の中には逆に太ってしまったりリバウンドを招いたりというものも少なくありません。
そこで今回は、逆効果になってしまう間違ったダイエット法4選を紹介します。
単品ダイエットはリバウンドしやすく健康面でも懸念が
りんごダイエットやバナナダイエットなど、単品だけを食べるダイエットがたびたび話題になります。 単品ダイエットは短期間である程度体重を落とすことができるので、すぐに効果を実感できるとして話題となりました。 しかし単品だけを食べるダイエットでは、体の栄養が不足してしまいます。 そのため単品ダイエットをやめて普通の食事にもどした途端、体は今までの栄養不足を取り戻そうと一気に吸収しようとします。 リバウンドしやすく健康面でも懸念されるダイエット法です。
ダイエットのために1食抜くのはNG!
摂取カロリーを抑える目的で1食抜いてしまうというダイエットをしている人もいます。 食事を抜けばカロリーを抑えることはできますが、人の体は空腹でいる時間が長いと危機を感じ、次の食事で栄養を吸収しようとします。 せっかくカロリーを抑えてもそれ以上に吸収してしまっては意味がありません。 朝と昼を押さえて夜はしっかり、という食事のとり方もあまりおすすめできません。
低糖質ダイエットで炭水化物を抜くと代謝が落ちる!
低糖質ダイエットも話題になりましたが注意したいダイエットの1つです。GI値の低い食材を摂取することで太りにくい体を作ることを目的としていますが、実はこれもリバウンドしやすいダイエットだということを覚えておきましょう。 GI値が低ければ食事制限をしなくてもいいと勘違いをしてしまうことや、炭水化物を抜いてしまうことで代謝が落ちてしまい、ダイエットが思うように進まず逆効果です。
油分を抜いてしまうときれいに痩せることができない
ダイエット中は揚げ物などの油ものは絶対NG、と思っている人も多いでしょう。 しかし健康的な体をキープするには油分も欠かせません。 ホルモンバランスを整えたり女性らしい体を作ったり、肌に潤いを与えたりするのも油分が影響しています。 肉や魚などに含まれる良質な油は積極的に摂取して、揚げ物やドレッシング、マヨネーズなどの油を控えるように、バランスよく食事内容を考えるといいでしょう。

がんばってダイエットに取り組んでも、逆効果になってしまっては意味がありません。 また無理なダイエットをしてしまうと、あっという間にリバウンドしてしまい、もともとの体重よりも増えてしまったなんてことも多いです。 食べたら動く、ということをダイエットの基本として、必要な栄養をとりつつ、無理なく食事制限を取り入れたダイエットに取り組むようにしましょう。