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2021.03.09

妊娠線がかゆい……キレイな肌を守るためにも必要な対策方法

女性イメージ

妊娠線のかゆみに悩まされる妊婦さんは少なくないといわれています。
ただでさえ痕が残る心配があるのに、かゆみまであってはストレスが増えてしまいますよね。
不快な症状を抑えるためにはどうしたら良いのか、かゆい原因とあわせて確認してみましょう。

妊娠線がかゆい原因とは?

妊娠中は、妊娠線だけでなく体全体にかゆみが現れる傾向があります。
実はその症状には、ホルモンバランスの変化が大きく関係しています。 女性ホルモンの1つであるエストロゲンが妊娠によって急激に増えると、皮膚に刺激が加わり、かゆみが出やすくなってしまうのです。 人によってはブツブツとした発疹が出ることもあります。
また、妊娠中に増加するコルチコステロイドという副腎皮質ホルモンも、皮膚の柔軟性を低下させることから、かゆみの一因になるといわれています。

妊娠線のかゆみを防ぐ方法

妊娠線予防クリームで保湿をする

保湿効果の高い妊娠線予防クリームは、乾燥によるかゆみ対策にも効果的です。 お腹だけでなく、二の腕、胸、太もも、お尻なども皮膚が伸びてかゆくなりやすいので、全身に使えるクリームを選びましょう。 基本的には、朝晩2回のケアがおすすめです。朝の着替えやお風呂上がりの際に、たっぷり丁寧に塗ってくださいね。

肌触りの良い衣類を身につける

妊娠中は肌のバリア機能が低下していますから、ゴワゴワとした肌触りの悪い衣類を身につけると、よりかゆみが増してしまいます。 できれば綿や絹など、刺激の少ない天然繊維のものを着用するようにしましょう。柔らかくて伸縮性があり、縫い目がチクチクしないものだと安心です。

熱いお湯や洗浄力の強いボディソープはNG

体を洗うとき、熱いお湯や洗浄力の強いボディソープを使うと、皮膚が乾燥してかゆみが悪化しやすくなります。 体を冷やさない程度のぬるめのお湯を使うとともに、洗浄力がおだやかな低刺激のボディソープで優しく洗ってくださいね。

かゆいときは一時的に冷やす

肌をかきむしると皮膚の表面が荒れて、さらにバリア機能が低下してしまいます。 「かゆい→かく→さらにかゆくなる」という悪循環に陥ってしまいますから、極力かかないようにしましょう。
どうしてもかゆいときは、水で濡らしたタオルなどで冷やすと症状が収まりやすくなります。 ただし、長時間冷やすと体まで冷えてしまうので、あくまでも一時的な対処に留めましょう。

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かゆい妊娠線はスキンケアで予防!

皮膚がかゆいとイライラしてしまいますが、正しいスキンケアをおこなえば、嫌なかゆみを最小限に抑えることができます。 ご紹介したような方法を取り入れて、妊娠中のストレスを少しでも軽くしていきたいですね。