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2021.01.27

妊活中の運動で注意すべき点とは? NGな運動はある?

女性イメージ

適度な運動によって血流が良くなると、卵巣に栄養が届き、妊娠しやすい体づくりができます。
しかし、妊活中に適さない方法で運動を続けた場合、妊娠が遠ざかってしまう恐れも。
一体どのようなことに気をつけて運動すればいいのか、控えるべき運動とあわせて見ていきましょう。

妊活中の運動で注意すべき点とは?

激しい運動は避ける

激しい運動は、かえって妊活において逆効果になります。ハードな筋トレなど、 負荷が大きい運動や体を激しく動かす運動をおこなうと、体内に大量の活性酸素が発生し、卵子や精子の老化を促す恐れがあるのです。
また、妊娠の可能性がある場合、激しい運動が流産の一因になることもあります。 妊活中は自分のペースでゆったりおこなえるウォーキング、ストレッチ、ヨガなどを選びましょう。

痩せすぎない

いくら適切な運動をおこなっていても、痩せすぎると妊娠しにくい体になってしまいます。 BMI18.5以下に該当する痩せすぎの方は、妊娠までの期間が長くなる可能性もあるのです。 食事と運動のバランスに注意し、体重が減りすぎないようコントロールすることも大切です。

体を冷やす運動を避ける

急激に冷えた屋外や、冷たい水の中での運動は、体を冷やしてしまうため妊活に良くありません。 たとえ運動して体が温まっても、外気や水ですぐに冷えてしまうので避けたほうがいいでしょう。
また、運動前後には水分補給が必要ですが、冷たい水をたくさん飲むことはNGです。たとえ運動後に体がポカポカしていても、できるだけ常温の水分を選んでくださいね。

妊活中に控えるべき運動法

激しい筋肉トレーニング

先ほどもお伝えしたように、激しい運動は活性酸素による悪影響を招きます。長時間の筋トレ、ハーベルなどを利用する高負荷のトレーニングなどは避けたほうが安心です。 ただし、低負荷の筋トレは決して悪くありません。たとえば自分の体重を利用するスクワットであれば、筋肉量を効率よく増やし、冷えにくい体をつくることができます。

ランニング

妊娠の可能性がある場合は、ランニングも控えたほうがいいでしょう。全身が大きく揺さぶられて心拍数が上がるため、負担になる恐れがあります。 妊活をスタートさせたなら走るのは避けて、1日30分程度のウォーキングを取り入れてみてはいかがでしょうか。 姿勢を伸ばし、大股でリズミカルに歩くと骨盤底筋のトレーニングにもつながります。

冷たいプールでの水泳・水中ウォーキング

冷たいプールの中での運動は、お腹を冷やして卵巣への血流を滞らせます。水泳や水中ウォーキングをおこなう場合は、必ず温水プールを選ぶようにしましょう。 ただし、たとえ温水でもプールから出たあとは体が冷めてしまいます。すぐにタオルを巻いたり、お風呂に入ったりするなどの対策を心がけてくださいね。

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マイペースな運動で妊活を楽しく前向きに

運動をおこなうと血流が良くなるだけでなく、脳が活性化してストレス対策にもつながるといわれています。 妊活において血行不良やストレスは大敵ですから、適切な運動をマイペースに楽しく続けていきましょう。