LIVING ROOM

日々の暮らしを支えるメディア

2020.12.17

重い荷物・ヒール靴はNG? 妊娠初期、仕事中に気をつけること

女性イメージ

妊娠初期は体にさまざまな変化が現れ、赤ちゃんの成長も進んでいきます。 そんな大切な時期だからこそ、仕事中はどのようなことに注意すべきなのか、きちんと知っておきたいですよね。
今回は、妊娠初期の方が仕事中に気をつけること、心がけたいことをまとめてチェックしてみましょう。

妊娠初期の仕事中に気をつけること

重い荷物を取り扱う仕事は避ける

妊娠中の方が重い荷物を持つと腹圧がかかり、流産のリスクが上がるといわれています。 お腹が大きくなっていない妊娠初期でもそのリスクは同じですから、配達などの重量物を取り扱う仕事は避けましょう。 たとえ今までやっていたような簡単な業務でも、重い荷物を持つときは周りに協力してもらうことが大切です。

長時間の立ち仕事や歩行にも注意を

長時間の立ち仕事や歩行も、母体や胎児に負担をかけることがあります。
立ち仕事はなるべく控えるか、疲れを感じない程度の短時間にしたほうが安心です。 悩んだときは、かかりつけの婦人科医に相談することをおすすめします。 また、自分の体の声もきちんと聞きましょう。疲れを感じたときは無理をせず、休憩を取ったり仕事内容を変更したりするなどの工夫が必要です。

ヒールの高い靴は避ける

ヒールの高い靴は転倒する危険性があるうえに、むくみや疲れを招きます。 とくに妊娠時は体調が変化しやすく、筋肉のつき方やバランス能力も徐々に変わっていくもの。「以前から履いているから大丈夫」と油断せず、ヒールが低くて安全性の高い靴を選びましょう。

こまめに休憩を取る

いくら体力がある方でも、仕事による疲れやストレスは体に計り知れない負担をかけます。 こまめに休憩を取って、心身への負担を少しでも軽くしましょう。水分補給もこまめにおこなうことが大切です。

座り仕事はむくみ対策を

長時間同じ姿勢をつづける座り仕事だと、妊娠中のむくみがより強く出る傾向にあります。 1時間に1回は立って軽いストレッチをおこない、血行を促しましょう。机の下でかかとの上げ下げをしたり、ふくらはぎや太ももを揉んだりしても効果的です。

食事は無理なく食べたいものを

妊娠すると今まで以上に食事内容に気を使うもの。しかし、つわりがあるときに食べたくないものを無理して食べると、かえってストレスが溜まってしまいます。 仕事中はただでさえ心身が疲弊しがちですから、無理せず自分が食べたいものを口にしましょう。ただし、食べすぎや栄養の偏りには十分に注意することが大切です。

体の変化を感じたらすぐに受診を

仕事中のちょっとした体調不良が、母体や胎児に良からぬ影響を与えてしまうことがあります。 最悪の場合、流産につながる危険性もありますから、ふらつきがある、お腹が張っているなどの変化を感じたら、すぐにかかりつけの婦人科を受診しましょう。

女性イメージ

妊娠初期は仕事でも無理をしないことが大切

妊娠初期だからといって神経質になりすぎることもありませんが、やはり最低限の注意を払うことは必要です。 仕事をする際はご自分の心身とよく相談して、無理のないように気をつけていきたいですね。