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2020.08.30

ニオイが気になる夏におすすめ! シャンプーから始める頭皮ケア術

洗髪イメージ

夏は気温の上昇にともなって汗をたくさんかくため、頭皮の蒸れやニオイが気になりやすいですよね。そんな頭皮のお悩み解消には、シャンプーの見直しが効果的です。 具体的にどのようなシャンプーを使うべきなのか、頭皮ケアにつながる洗髪方法とあわせてチェックしてみましょう。

夏の頭皮ケアに効果的なシャンプーの種類とは

アミノ酸系洗浄成分を使用している

「頭皮のベタつきやニオイが気になるから」と、洗浄力の強いシャンプーを使っている方は多いもの。 しかし、皮脂を落としすぎると頭皮が乾燥し、かえって皮脂量が増えたり、雑菌が繁殖しやすい環境になったりしてしまいます。 特に石油系洗浄剤を使用しているシャンプーは洗浄力が強く、頭皮環境の乱れを招いてしまうことも。
一方、アミノ酸系洗浄成分を使用しているシャンプーは洗浄力が優しく、皮脂を適度に残して頭皮環境を正常に保ちます。髪にも優しいため、頭皮だけでなくツヤのある若々しいヘアスタイルを保ちたい方にもおすすめです。

シリコンが入っていない(ノンシリコン)

シリコンには強いコーディング作用があり、頭皮に残るとトラブルの原因になることがあります。また、シリコン配合のシャンプーだと髪質によっては軽さが失われ、重たい印象になってしまうことも。 健やかな頭皮と軽やかな洗い上がりを求めるなら、シリコン未配合(ノンシリコン)シャンプーがいいでしょう。

グリチルリチン酸ジカリウム配合

グリチルリチン酸ジカリウムには抗炎症作用や抗アレルギー作用があり、肌荒れやニキビ予防にも活用されています。 頭皮に使うとフケやかゆみ、過剰な皮脂分泌を抑える効果が期待できるため、シャンプーもグリチルリチン酸ジカリウム配合のものがおすすめです。 効き目が穏やかで刺激性が少ない成分ですから、敏感肌の方でも安心ですよ。

頭皮ケアにつながるシャンプー方法

シャンプー前にブラッシングをする

髪が絡まっているとシャンプーが頭皮に行き渡らず、すみずみまで洗えなくなってしまいます。
まずはシャンプー(入浴)前に髪をブラッシングして、絡まりを取り除きましょう。
髪が長い場合は、毛先のみ→中間から→根本からと、毛先から段階的にブラッシングしていくと効果的です。

まずはお湯だけで予洗いを

頭皮と髪には皮脂やホコリなど、たくさんの汚れが付着しています。シャンプーを使う前にまずはお湯だけで予洗いをし、ある程度の汚れを落としておきましょう。 この一手間で、シャンプーがより泡立ちやすくなりますよ。
お湯の温度が熱すぎると乾燥の原因になってしまうので、ぬるめのお湯を使いましょう。

シャンプーは泡立ててから頭皮に乗せる

予洗いを終えたらいよいよシャンプーの出番ですが、液をそのまま乗せるのはNGです。
必ず一度手に伸ばし、水を含ませて適度に泡立ててから、頭皮に乗せましょう。 泡立てておくことで、汚れを効率よく吸着できます。頭皮を洗うことが大切なので、くれぐれも髪ではなく頭皮に乗せてくださいね。

指の腹でやさしくもみ洗いをする

頭皮にシャンプーの泡を行き渡らせたら、指の腹で頭皮全体を洗いましょう。
ゴシゴシとこするのではなく、ジグザグにマッサージしながらやさしく洗うことがポイントです。

最後にしっかりすすぐ

シャンプーが頭皮に残ると、毛穴の詰まりやかゆみの原因になってしまいます。お湯を頭皮に直接当てて、シャンプーをしっかりすすぎ落としてくださいね。 シャワーが当たりにくい部分は、手のひらにためたお湯を当ててすすぎましょう。

ドライヤーイメージ

シャンプー1つで夏の頭皮環境が変わる!

シャンプーはほぼ毎日おこなう習慣の1つですから、見直せば頭皮環境も改善されやすくなります。
ニオイが気になる夏こそシャンプーの種類や方法を見直して、健やかで軽やかな頭皮に整えていきましょう。