LIVING ROOM

日々の暮らしを支えるメディア

2020.08.30

毎日使っても安心! 普段使いできる日焼け止めの選び方

女性イメージ

紫外線によるシミやシワを防ぐためには、日焼け止めが欠かせません。
しかし、肌に負担をかけるような日焼け止めだと、かえってダメージの原因になってしまうもの。 普段使いにはどのような日焼け止めが適しているのか、肌のために重視したいポイントから探ってみましょう。

普段使いに最適な日焼け止めとは?

SPF30・PA+++程度

日焼け止めのSPFやPAは、高いほうがいいと思っていませんか? 確かに数値が高いほうが紫外線に対する防御力も高くなりますが、その分、UVカット成分の配合量が多くなるため、肌への刺激が強くなることがあります。
通勤やお買い物などのデイリーシーンでは、やたら数値が高いものは必要なく、SPF30・PA+++程度の日焼け止めで十分といえますよ。 日焼け止めは汗や摩擦で落ちるため、2~3時間おきに塗り直すことが大切です。

石けんで落とせる

日焼け止めには石けんで落とせるものと落とせないものがあり、後者にはクレンジングが必要になります。しかし、クレンジングは肌への負担が大きく、毎日続けていると肌荒れを招いてしまうことも。 乾燥肌や敏感肌の方、皮膚が薄いお子様などは、クレンジングが必要ない、石けんで落とせるタイプの日焼け止めを使うことをおすすめします。

無添加処方

人工香料、人工着色料、パラベン、鉱物油などは、肌への刺激性を持つ成分です。普段使いする日焼け止めにこれらが含まれていると、くり返し使うことでダメージが蓄積する恐れがあります。 健やかな肌を保つために、これらが含まれていない無添加処方の日焼け止めを使うようにしましょう。

保湿力がある

肌が乾燥していると、バリア機能が衰えて紫外線ダメージを受けやすくなってしまいます。これを防ぐためには保湿をしてから日焼け止めを塗ることが大切ですが、日焼け止め自体にも保湿効果があるものを選ぶと安心です。 うるおいを保てば肌のターンオーバーが整うため、シミやシワを防ぐことにもつながります。

伸びが良い

日焼け止めにはさまざまな種類があり、テクスチャも商品によって異なります。テクスチャが硬い日焼け止めだと伸びが悪く、使うたびに摩擦で肌を傷つけてしまうことも。 また、塗りにくいとムラができる原因にもなってしまいます。 そんな失敗を招かないために、普段使いする日焼け止めはできるだけ伸びが良いものを選びましょう。
ゆるめのクリームやジェル、水分がたっぷり含まれたミストタイプなどがおすすめです。

紫外線吸収剤がカプセル化されている

紫外線をカットする成分は、大きく分けて「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。
UVカット効果は紫外線吸収剤のほうが高いのですが、肌の上で化学反応を起こすため、刺激が大きいことが心配されてきました。
しかし、カプセル化された紫外線吸収剤であれば、肌に直接刺激を与えず、高いUVカット効果をキープできます。低刺激性とともに十分なUV効果を求める方は、カプセル化した紫外線吸収剤配合の日焼け止めを使ってみてはいかがでしょうか。

女性イメージ

普段使いには低刺激・高品質の日焼け止めを

今回は、普段使いに適した日焼け止めの特徴をご紹介しました。毎日使う日焼け止めを見直せば、肌のコンディションも安定していきます。 日焼け止めを購入する際は、以上の点に気をつけて選んでみてくださいね。