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2020.08.28

そのニキビは春のせい!? 季節性肌荒れの原因とケア方法とは

肌荒れイメージ

冬が終わり暖かくなってくる頃、ポツポツとできるニキビに悩まされていませんか?じつはその肌荒れは春のせいかもしれません。春でも肌はまだまだ乾燥していますし、春の紫外線量も意外と多いものです。 今回は、春になるとなぜニキビができるのかをお話しした後、春のニキビから肌を守るケア方法をお話しいたします。

春に起こる季節性肌荒れの原因は?

春の肌もじつは乾燥している

冬は気温や湿度が低く肌の乾燥を感じやすいので、しっかり保湿をしているという方は多いでしょう。
しかし、その冬を乗り越えてきた春の肌も水分が奪われた状態にあり、乾燥していることも多いです。 乾燥した肌の角層表面はバリア機能が低下しており、刺激に敏感になっているため肌トラブルを生みやすいといえます。

春の紫外線にも注意

紫外線もニキビの原因になっていることはご存知ですか?
紫外線は肌に当たると活性酸素を発生させ、細胞膜を酸化させてしまいます。それにより肌のターンオーバーのリズムが乱れ、肌を守ろうと厚くなった角質が上手くはがれず、毛穴をふさいでしまうことでニキビができるのです。 また、紫外線が肌の水分を蒸発させることでも、バリア機能の低下を招きます。

新年度でストレスを感じやすい

春は入学や入社など環境の変化が大きく、ストレスを感じやすい季節といえます。ストレスによりホルモンバランスが乱れることで肌トラブルが起こりやすくなります。

春のニキビから肌を守るケア方法

たっぷり保湿をして乾燥を防ぐ

春の肌は思いのほか乾燥しています。そのため冬に引き続きしっかりと保湿をしてあげることが大切です。
まずは、肌の表面の汚れや古い角質をクレンジングや洗顔でやさしくオフしてください。春の肌はとくにデリケートになっているので、熱すぎるお湯で洗ったり、強くこすったりするのはNGです。 汚れを落としたら、低刺激のスキンケア化粧品でたっぷりと保湿をしましょう。化粧水でうるおいを与えた後は、うるおいを逃さずキープするため乳液でフタをします。このときも肌に刺激を与えないように、手のひらでやさしく包み込むようになじませてください。

春もしっかり紫外線対策を!

春だからまだ大丈夫だろうと紫外線対策を怠っていませんか? 春から紫外線の量は増加してくるので、日傘や日焼け止めクリームを取り入れて紫外線による肌へのダメージを防ぎましょう。

ストレスを感じたらリラックスタイムを作る

春は環境の変化によりストレスを感じてしまうものです。そんなときには、お気に入りの入浴剤を使った湯船にゆったりと浸かったり、リラックス効果のあるアロマオイルを焚いたりしてリラックスできる時間を作るようにしましょう。 また、毎日の食事や睡眠などの生活習慣も見直してみると良いでしょう。肌細胞の再生は眠っている間に活発におこなわれるので、毎日決まった時間に寝る規則正しい生活をすることが大切です。食事は肌を作るタンパク質や肌代謝を促すミネラルやビタミンの多く含まれる食材をバランス良く摂るように心がけるといいですね。

スキンケアイメージ

紫外線の量も増えてきて、何かとストレスを感じやすい春。まだまだ肌も乾燥しているので肌トラブルが起こりやすい季節です。 たっぷりの保湿と紫外線対策を心がけ、ニキビのない美しい肌を目指しましょう。