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2019.11.30

「3つの首」を温めることから始めてみよう!冷え性改善のポイント

寒いイメージ

「冷えは万病の元」とよくいわれるように、体の冷えは肩こりや便秘、不眠や肌荒れなどさまざまな症状を引き起こします。また、冷えは免疫機能を下げて体調不良を引き起こしますし、ときには心疾患や脳血管障害といった重大な疾患の原因になるともいわれているので気をつけたいものです。
万病につながるという冷えを解消するためにも「3つの首」を温めてみましょう。ここでは、冷え性を改善するためのポイントをご紹介いたします。

「3つの首」を温めて冷え性を改善!

体の冷えを改善することは、さまざまな不調を改善して毎日を健やかに過ごすことにつながります。冬の寒い時期の不調が気になるという方は、体を温めるよう心がけてみましょう。
冷えの改善のためには「首」「手首」「足首」の3つの首を温めるのが効果的です。ここからは、3つの首の冷えが引き起こすリスクや、冷え改善のためのポイントをチェックしていきましょう。

1. 冷え性改善のために「首」を温めよう

首が冷えると血行が悪くなり、顔や頭に十分な血液が回らなくなってしまうこともあります。首には太い血管が通っているので、首をきちんと温めれば体全体を効率よく温められますよ。
寒い時期には、胸元の開いた服を着るのはできるだけ避け、タートルネックなどの服を選んで首元を温めましょう。マフラーやネックウォーマーを使って首の冷えを防止するのもおすすめです。就寝時には、首元にタオルやブランケットをかけるとよいでしょう。

2. 冷え性改善のために「手首」を温めよう

手足の先が冷える末端冷え性に悩まされている方は少なくないと思います。寒い時期には血流が悪くなり、体の中心部にある臓器に優先的に血液を送って温めようとする働きが起こるため、手足には血流が届きにくくなるのです。
手首を意識して温めるようにすれば、体全体がぽかぽかと温まりやすくなりますよ。外出時には手袋やアームウォーマーを使うよう心がけましょう。また、指や手のひらのマッサージ、手首を動かすエクササイズなどで手首を温めるのも効果的です。

3. 冷え性改善のために「足首」を温めよう

足は「第二の心臓」と呼ばれることもあるほど、人間の体の中で大切な部位です。足の血流が悪くなるとさまざまな不調が起きてしまうので、しっかりとケアしておきましょう。
冬場は足首を出すファッションは避け、ハイソックスやタイツ、レッグウォーマーやひざ掛けを活用して足首からふくらはぎまでを上手にカバーしたいものです。
また、足ツボを押すマッサージを習慣づけるのも効果的。冷えを感じたときには体操やエクササイズ、ウォーキングなどをして血流を促しましょう。

マフラーイメージ

体の冷え以外に目立った症状を感じていない人は、冷えの症状を放置してしまいがちです。しかし、体が冷えた状態が続くと全身の活動が低下しやすくなり、思わぬ不調が現れることもあります。
冬の寒い時期には、冷えが起こりやすい3つの首を温めるよう意識したいですね。首、手首、足首を温めて、冷え性による不調を防ぎましょう。