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2019.06.30

夏は体が冷えがち!肌荒れの原因にもなるってホント?

オフィスイメージ

夏に入ってから「肌が荒れやすい」「ニキビが気になる」「顔がくすんで透明感がない」などのお悩みを抱えていませんか?
もしかしたらその肌荒れは、体の冷えが原因かもしれません。夏場は意外と体が冷えやすく、その影響による肌トラブルも起こりやすいといわれています。夏に体が冷える原因を、肌荒れとの関係性や対策方法と一緒に見ていきましょう。

夏の意外な冷えに要注意!

体が冷えやすい季節というと冬を真っ先に思い浮かべますが、実は夏も注意が必要です。夏場の室内は冷房で冷やされているため、体の冷えを招きやすいのです。また、気温が高いとそうめんやアイスクリーム、冷えたジュースやビールなどを口にしてしまうもの。
このような冷たい飲食物は内臓から冷えを引き起こし、全身の血行不良を招いてしまいます。

夏の冷えが肌荒れの原因に

「夏なんだから、ちょっとくらい体が冷えても大丈夫」と思う方も多いでしょう。しかし、夏の冷えは肌荒れの原因にもなります。血行不良によって血液が運ばれにくくなると、肌に十分な栄養が行き届かず、ニキビやくすみなどの肌トラブルを招いてしまうのです。肌のターンオーバーが乱れるため、シミやシワ、ゴワつきなども現れやすくなります。
さらには倦怠感などの夏バテ、ホルモンバランスの乱れ、肩こりや腰痛など、体にもさまざまな悪影響を及ぼしますから、早めの対策を心がけましょう。

冷えが原因の肌荒れを防ぐ方法

腹巻きやレッグウォーマーなどを活用する

夏の冷え対策には、腹巻きが効果的です。内臓を温めると全身に温かい血液が行き届き、肌荒れも防ぐことができます。また、レッグウォーマーやひざ掛けなどで下半身を温める方法もおすすめです。冷房のきいた部屋では特に足元が冷えやすいので、防寒グッズを常備しておきましょう。

体を温める飲食物を

気温が高い時期は、ついつい冷たい飲食物を選んでしまうもの。しかし冷房の中で過ごすときは、できるだけ体を温める飲食物を選びましょう。温かい汁物などに、ショウガやネギ、梅干しなどの薬味を入れて食べると効果的です。体を温めるハーブティーもいいでしょう。 また、精製された白い食品より、未精製の色が濃い食品のほうが体を温めるといわれています。そうめんは蕎麦に、砂糖は黒砂糖にするなど、可能な範囲で実践してみてくださいね。

ウォーキングやストレッチをする

ウォーキングやストレッチなどで体を動かすと、筋肉が動くと同時に血液の流れが促進されます。夏場は暑さで動くのが億劫になるため、意外と運動不足になりがちです。週に2~3回は30分以上歩く、テレビを見ているときはストレッチをするなど、定期的に体を動かす習慣を身につけましょう。

夜は湯船に浸かる入浴を

シャワーだけの入浴は、体の冷えを招く原因になります。たとえ暑くても湯船にお湯を溜めて、体の芯からじっくり温まりましょう。クールタイプの入浴剤を利用すると、夏でもさっぱりと入浴できますよ。

女性イメージ

体の冷えは肌のターンオーバーの乱れを招くため、夏の冷えをそのまま放置していると秋や冬になってから不調が現れることもあります。夏に浴びた紫外線ダメージが残って、シミができてしまうこともあるのです。透明感のある美しい肌を維持するために、夏こそ十分な冷え対策を心がけていきたいですね。